大阪俳優市場2014 に出演して
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- 今日は、真壁愛さんにお話を伺います。宜しくお願いします。真壁さんは最近、大阪俳優市場を終演されたばかりでしたね。いかがでしたか。
- 真壁
- こちらこそ、よろしくお願いします。今回の大阪俳優市場、本当に出演出来て良かったです。今まであまり気付く事の出来なかった事に気付かされたという、そんな経験でした。
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- というと。
- 真壁
- 役者全員で一緒に芝居をしていて気付く事が多かったです。AチームとBチームに分かれて公演を行ったんですが、私はBチームで役者のリーダーをさせてもらったんです。
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- 凄いですね。
- 真壁
- ミジンコターボでは後輩だったので、引っ張って行くみたいな経験はしたことが無かったんです。むしろ先輩に遠慮したり、積極性がなかったり、緊張しすぎていたり。今回は同世代、ほとんどが年下の子と芝居してたんですが、昔の自分の姿がダブって見える気がしたんです。あ、これが今までの自分がやっていた事なんや、と。つまり、同じような事はもうしたらあかんなと。今は、早く次の現場に行きたいですね。もっと自分を試したいです。
ミジンコターボ
大阪芸術大学文芸学科卒業の竜崎だいちの書き下ろしたオリジナル戯曲作を、関西で数多くの外部出演をこなす片岡百萬両が演出するというスタイルで、現在もマイペースに活動中の集団、それがミジンコターボです。最終目標は月面公演(公式サイトより)。2014年春、解散。
大阪俳優市場
大阪俳優市場とは… 若手俳優の育成と発掘 若手俳優の育成と発掘を目的としたもので、売り出し中の芸能事務所各社イチオシの若手俳優、女優を舞台を通して芸能関係者にアピールするものです。3人の演出家からなるオムニバス公演。年に2回公演があり、1人だけではなく全員が主体となった形で、3人の演出家からなるオムニバス形式の3つの話を若手俳優、女優が演じます。若手俳優、女優発掘の場所 芸能関係者にとってはこれから芽を出す、これから輝く俳優、女優たちを見つける絶好の機会です。また、若手俳優、女優達にとっては自分をアピールするまたとないチャンスです!!(公式サイトより)
大阪俳優市場2014
公演時期:2014/8/27〜31。会場:世界館。
「めぐさん」って呼ばれて
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- ミジンコターボで後輩だったという立場が、大阪俳優市場では逆にリーダーだった。そこで気付かれる事が多くあったと。
- 真壁
- 任された当初は何をしたらいいねんってなったんです。ただ、とりあえず笑っておこうと思ったんです。いつ、何があっても、現場では笑って。怒るのは私じゃないな、と。そういう意味ではユルいリーダーだったかもしれません。
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- 怒るのは別の人、と割り切ったのは偉いと思いますよ。話をしに行きやすいリーダー。
- 真壁
- 下の子にも「めぐさん」って呼ばれて。「ここってこうしたら面白いですかね」みたいな事を聞いてきてくれるので、じゃあやってみようや、みたいな流れが多かったです。逆に私の方が勉強になりましたね。役者の他にもアイドルやモデルもいるストイックな稽古場なんですよ。皆で試行錯誤しながら、一つの作品をつくれたというのが、個人的にはいいタイミングで出来たと思います。
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- 事務所の人がスカウトに来る、というのが俳優市場の大きな特徴だと思うんですけど、そこでチームワークが芽生えるのは素敵ですね。
東京俳優市場2014に出ます
- 真壁
- 稽古が始まる前に、皆で人狼ゲームをしようと提案したんです。ミジンコターボでも、稽古が始まる前にゲームしていたのでそういう経験からですね。もちろん時間は区切って、演出家が稽古場に来るまでに稽古もして。演出はテノヒラサイズの湯浅さんで、指示されていた稽古もして・・・
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- コミュニケーションも、稽古も工夫してされていたんですね。それはきちんと、立派な稽古場になっていますね。
- 真壁
- リーダーだから言う訳じゃないですけど、皆の成長し具合が分かりますよね。
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- それは真壁さんが一番成長したと思います。
- 真壁
- いやー、どうでしょう。私の相手役の子も、ずっと相談をしてくれて。日増しに演技が凄く良くなっていって、感動でした。みんなと得たものはとても大きかったです。参加して良かったです。
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- 真壁さんは、次回の東京俳優市場への出演も決まっていますね。思いを教えてください。
- 真壁
- 色んな方に、「東京で今の芝居を続けてたらダメだよ」って言われてます。でも見たことないし分からんし・・・いやすみません私こんな感じなんですよ(笑う)。とりあえず、今までやってきた事を全て出したいですね。知らない事ばかりですし、知らない演出家の方だし、初めての土地の、もちろん初めての劇場で。何が出来るか、というよりも、何かをしたい、みたいな好奇心が強いです。
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- 真壁さんを使い尽くして下さい。
- 真壁
- ホンマですね(笑う)、自分で自分を使い尽くしていきますよ。
東京俳優市場2014
東京俳優市場は、2006年に開始し今年で8年目20回目の公演を迎えました。若手俳優の育成と発掘を目的としたもので、売り出し中の芸能事務所各社イチオシの若手俳優、女優を舞台を通して芸能関係者にアピールするものです。3人の演出家からなるオムニバス公演が年に2回公演があり、1人だけではなく全員が主体となった形で、3人の演出家からなるオムニバス形式の3つの話を若手俳優、女優が演じます。若手俳優、女優発掘 芸能関係者にとってはこれから芽を出す、これから輝く俳優、女優たちを見つける絶好の機会です。劇作家・演出家は業界で活躍しているプロの作家、演出家のもと、レベルの高い舞台を提供します。(公式サイトより)
ラフ!
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- 大阪俳優市場についてもう少し。真壁さん個人は、どんな事がミジンコターボ時代と違ったのでしょうか。
- 真壁
- 今までは「こうしよう」「ああしよう」というのを決めて稽古場に行ってたんです。つまり堅くなってたんですね。相手がいつもと違った事をしてきても応じれないぐらい。心の部分でも、失敗したくない・怒られたくないという気持ちが強かったんだと思います。でも大阪俳優市場の稽古場に関しては、今この場に任せようという気持ちでいました。
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- 身構えなかった、という事ですか。
- 真壁
- ラフな気持ちで「稽古場に行こう」と思えていたんです。以前は思いついたアイデアを全部メモって稽古場で試したりしてたんです。今回は、思いついてもすぐ忘れるようにしました。
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- なるほど!
- 真壁
- 今まで堅すぎて、真面目だと言われてたぐらいだったのに。いい意味で気楽になれたのかなと思います。稽古を楽しいと思えたんです。
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- 素晴らしい。
- 真壁
- 私もビックリですね、まさかこういう風に思えるなんて。
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- 稽古場で出てくるのに任せる。その場の空気に任せてしまう。
- 真壁
- ガチガチに緊張した状態で稽古場に来ていたんですが、それって本来の自分じゃないな、って。何でこんな、ヨソ行きの顔になってるんだろう、って。スタイルを変えようと思うようになってたんですね。でも、結構勇気が要りましたね。モノを考えずに稽古場に行くなんて。もちろん何かは考えているんですけどね。今後、それがどうなっていくかは分からないです。でも、もうちょっとラフなスタンスで行って、そこで出てくるものを大事にして、楽しむようになりたいな、と。
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- なぜそういうふうに、変わろうと思ったんでしょうか?
- 真壁
- というのも、やっぱり同じBチームのメンバー達から、気づかされたんです。本当に自由に振る舞えているメンバー達を見たからですね。リーダーなのに悩みすぎている自分と比べたら、あの子たちはなんて自由で思いきり良くやれているんだろう、って。相談しに来てくれた子たちに「もうちょっと元気にやったらいいんじゃないかな」ってアドバイスしたら、「それは自分こそやん」ってなりました。じゃあ自分も、悩んで堅くなっていくスタンスじゃあかん、これを捨てて別のものを得られるチャンスだなと。今の自分にとっていい方向に繋がったと思います。
ストイック!
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- 本番で何か気付いた事はありますか?
- 真壁
- 袖にいる時の自分は今までと全然違いましたね。今までは「次だな!」とビシッと身構えてました。今回は「さあ次出るでー」みたいな、いい意味でふざけてたかもしれないですね。舞台に出たら切り替えるんですけど、リラックスしてたと思います。「何でそんな笑ってるですかー」みたいな、でも、そんな感じでいこってなってましたね、ウチのチームは。
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- 今までの稽古の積み重ねがありますからね。
- 真壁
- もちろん劇団公演の緊張感の良さも分かってますけど、でも、個人個人が何かに向かっている集りだったので、それぐらい共有した気持ちがあった、という事じゃないかな。ストイックに目標に向かう人たちばかりで、自分もそうなろうと思いました。その上で、調子に乗らないように気をつけて頑張っていました。
DIY!
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- そのネックレス、いいですね。
- 真壁
- あ、これ、自分で作ったんですよ。
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- そうなんですか!?
やるなら、やるべき時に
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- 東京に行く理由は。
- 真壁
- 完全に、自分の夢のためですね。
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- というと。
- 真壁
- 私が芝居を始めるきっかけが、いまや世界的に有名な大人計画の阿部サダヲさん。
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- ああ、なるほど。
- 真壁
- 阿部サダヲさんのお芝居をずっと見に行ってたんですよ。グループ魂のライブもずっと見に行っていて。「いつか、この人と共演したい、何かしらで近づきたい」と思って。それでお芝居を始めたんです。
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- なるほど。
- 真壁
- ずっと、東京には行きたかったです。いつか阿部サダヲさんと共演する、というのは滅茶苦茶大きい夢ですね。それもあって東京にいきます。大阪にいたら、「あ、もうここでいいや」で終わっちゃうと思うんです。自分はダメになると思う。
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- なるほど。
- 真壁
- やるなら、やるべき時に。
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- 今がそのタイミングだと。真壁さんが決めたんだから、今がそのタイミングなんでしょうね。
- 真壁
- 東京をノしてきます。あかん、これはきっと怒られる(笑う)でも、きっと反対にノされるんですけどね。
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- 真壁さんは得体がしれないな。
- 真壁
- ですよね、あんまり自分の事喋り慣れてないから。
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- でもそれが、向こうでいい感じの何かになることを願っています。
質問 作道 雄さんから 真壁 愛さんへ
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- 前回インタビューさせて頂いた、月面クロワッサンの作道さんから質問です。ちなみにこの人達は25歳台なんですけど、TVドラマを作ってるんですよ。30分枠の。それを京都テレビで放映してるんです。この間会社を立ち上げたそうです。
- 真壁
- へえー、すっご!
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- 代表の作道さんから質問です。「演技の事を考え過ぎて、夜眠れなくなったりする事はありますか?」
- 真壁
- (笑う)ありますね。私の場合は、不安で眠れないというより、作品の妄想に走ってしまうんですね。それが楽しくて、興奮して眠れないという事が多いです。
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- 妄想!
- 真壁
- 例えば、自分が一つの作品を打っているとして、その事ももちろん考えるんですけど、「こういう話あったら面白いよなあ」って。以前見た夢を一人芝居にしたらどうだろう、とか。ワクワクして眠れないんです。
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- 出演者でありながら、その作品のファンになっているんでしょうね。
- 真壁
- そうですね、きっと。まあ私は元々、あまり寝ないんですけど。
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- え、普段はどのくらい眠るんですか?
- 真壁
- 3、4時間くらいですかね。6時間も寝たら寝すぎというぐらいです。疲れていたら逆に眠れないし、寝るのって体力使うから・・・体力があり余ってて眠れない場合もありますね。
謎に、引き寄せられて
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- これまでに、自分を変えた舞台はありますか。
- 真壁
- 自分を変えたというなら、ミジンコターボの作品は、確実に自分を変えたと思います。今、フリーで活動してる自分がいるのはミジンコターボの作品に出たからだと思います。それと、一人芝居ですね。あれは本当に、やって良かったと思います。
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- どんな作品だったんでしたっけ。
- 真壁
- 桂枝雀さんの「動物園」という落語を元にした、ニート男役の芝居でした。ライオンの着ぐるみを被り、動物園でライオンのフリをするみたいな作品ですね。演出をして下さった片岡さんには感謝です。一人芝居、もっとやりたいですね!
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- 演劇を続ける上で、どんな事が謎?
- 真壁
- 謎・・・?演劇自体が私にとっては謎ですけどね!何だろなあ。演劇をしていると、普段絶対こんなところに目をむけへんやろうみたいな着眼点ってあるじゃないですか。そういう作品を見たり、自分がやったりとかして。改めてその着眼点が新鮮に見えたら面白いって思いますね。
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- なるほど。
- 真壁
- 知らなかった目線を体験すると、日常でも違う目線に気付けたりするんですよ。それって面白いですよね。ヒネくれているように取られる事もあるんですけど、自分でその着眼点が見つけられるようになったら面白いですよね。
無限迷路
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- いつか、どんな演技が出来るようになりたいですか。
- 真壁
- 女性ですね。
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- というと。
- 真壁
- 私の中で決定的に無い部分です。このひと、大人で女性やなっていう人の内側から滲み出る女性らしさ。包容力と言えるものかもしれないんですけど。ミジンコターボの解散公演でお母さん役だったんですけど、全く自分に無い部分なんで。めっちゃ色んな作品を見て参考にしました。お母さんといっしょとかも見てました。
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- なるほど。
- 真壁
- それがスッと演じられるようになるのは、いつなのかな。
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- その役を演じるべき役者、というのはどうしてもあると思っています。解散公演での真壁さんの王妃役は、正直、カジュアルな感じでしたね。
- 真壁
- お姉さん的な感じになりましたね。後悔はないんですけど、そこに関しては、自分としても納得のいっていない部分があります。色んな役をやらせてもらったんですが、上品さは掴めなかったですね。どうしても。元々体育会系でちょっとボーイッシュなところに行ってしまうので、それが違ったらどこに行こう、無限迷路をさ迷う感じ。
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- 上品さ、ね。
- 真壁
- 女の人として生まれたからには、一度くらいはそう思われるような芝居をしたいですね。
オーディションと私
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- 真壁さんは東京でオーディションを受けまくると思うんですけど、自分のどういう部分を見せたいですか?
- 真壁
- 特技が見たいと言われたら、ずっとバスケをやってたのでそれを使うかな。音楽に合わせてフリースタイルを披露したりします。あと、歌、楽器だったらピアノはちょっとだけ弾けるんですけど。
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- バスケ部だったんですね!
- 真壁
- 全国大会に出ました!昔ですけどね。今でも超練習してるんですけど、これを見せてもいいのかなあって疑問を持ちつつ…
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- いやあ、そんな疑問はいらないんだと思います。少なくとも審査員を楽しませるという目的があるので、審査員席の奥の壁まで伝わるように演技するべきだと思います。まずはノリを一緒に楽しんでみたら。
- 真壁
- そうですよね。どうしても必死になるから、そういう観点は無かったですね。受かる受からんは別にして、面白かったら印象に残るかもしれないし。
次の目的地へ!!!
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- 関西のみんなに一言残していってください。
- 真壁
- 東京ぶっ飛ばしてきます。そして、ぶっ飛ばされて帰ってこないようにします。
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- 分かりました。真壁さんは元気という事ですね。
- 真壁
- はい元気です!元気そうに見えますか。
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- 現時点ではめちゃくちゃ元気そうですね。
- 真壁
- 良かった、元気ですよっ!
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- 東京の方々に一言。
- 真壁
- よろしくお願いします。ってお前どっちやねんって感じですけどね!
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- 今後、どんな感じで攻めていかれますか。
- 真壁
- たぶん、いきなり出現したりしますね。あれ?こんなところおったみたいな。ふと、気付いたら驚きの場所にいるみたいな。行動はあまり読まれたくないかな。そういう自分ではありたいですね。
カチューシャ、ヘアピン、ピアス
- 真壁
- いっぱい喋っちゃった、すみません。楽しかったです。
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- いえいえ。お話を伺えたお礼にプレゼントがございます。
- 真壁
- え?何ですか何ですか。
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- 大したものじゃないんですけどね。
- 真壁
- ビックリした。門出祝いですね。
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- そうですね。
- 真壁
- あ、めっちゃ可愛いですね。でも私ピアス空いてないんですよね。
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- あ、すみませんでした。
- 真壁
- でも自分でイヤリングに変えます。
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- あ、そうか全部自分でやる人。
- 真壁
- そうなんです。
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- あともう二つあるんですけど・・・
- 真壁
- カチューシャとヘアピン。めっちゃ可愛いじゃないですか。やばい。前髪伸びて来てるんで丁度いいです。