KUNIO09『エンジェルス・イン・アメリカ』
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- 今日はどうぞ、宜しくお願いします。
- 坂原
- 宜しくお願いします。
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- 実は坂原さんと私は、誕生日が同じ3月30日なんですよ。
- 坂原
- あ、そうなんですね。
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- 3月生まれも末ですからね、学年が周りとちょっと違和感があったり。そうそう、3月生まれの人は恋愛体質になるか非恋愛体質になるか極端だそうですよ。
- 坂原
- え、そうなんですか?
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- ピチカートファイブがそんな事を歌ってました。後は私の想像です。さて、エンジェルスインアメリカ。坂原さんは一体、どんな役柄なんですか?
- 坂原
- どこまでしゃべっていいんかな。夫婦の役です。旦那が色々大変で、苦労するという。
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- そうなんですね。
- 坂原
- 苦労するとはいえ、私の役にも問題はあるのでどっちもどっちかなという感じです。
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- そうなんですね。どんな奥さん役になるんだろう。楽しみにしております。
KUNIO
演出家、舞台美術家の杉原邦生さんのプロデュース公演カンパニー。特定の団体に縛られず、さまざまなユニット、プロジェクトでの演出活動を行っている。(公式サイトより)
KUNIO09『エンジェルス・イン・アメリカ』
公演時期:2011/9/23〜25(京都)。2011/10/20〜23(東京)。会場:京都芸術センター講堂(京都)。自由学園明日館講堂(東京)。
質問 松田 卓三さんから 坂原 わかこさんへ
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- 前回インタビューさせて頂いた方から質問を頂いてきております。
- 坂原
- 誰ですか?全然知らない人ですかね。
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- 実は・・・
- 坂原
- 実は?
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- 松田卓三さんです。
- 坂原
- 何だぁー。
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- 「人生で一番、怖かった事は何ですか?」
- 坂原
- 私そういうの、すっごく嫌いなんですけど・・・姉が見えていたんですよ。一時期。小学生位の時まで。
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- おお。
- 坂原
- 毎晩、玄関のドアノブをカチャカチャやってるんですよ。何か、手や指がいっぱいまとわりついているらしいんです。「何回もやっていると消えるから」って。
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- 怖っ。
- 坂原
- あと、私が修学旅行に行ってると姉から電話が掛かってきて「大丈夫?」って。何かって聞くと「ベランダに緑色の玉が飛んできた」って。わかちゃん大丈夫?って。
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- マジな方ですね。坂原さんご自身は?
- 坂原
- 全く見えないです。
お客さんとノリツッコミ!
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- 坂原さんは地下アイドルなんですよね。
- 坂原
- あっ。そんなところまで。
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- ちょっと憧れのある世界なんですよね。
- 坂原
- 是非是非。独特で面白いですよ。TVとは全く違う世界で、歌っている間とかの熱気とか、
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- いつか本当に行きたいです。そうだ、アイドルとして舞台に立っているとき一番嬉しいのはどんな時ですか?
- 坂原
- お客さんとノリツッコミできた時ですね。嬉しいというか、楽しいです。
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- というと、
- 坂原
- ノリがいいんですよ。私が歌ってる最中にも、何か面白いんですよ。アクションを返してくれたり、オリジナルの芸を披露してくれたり。
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- いわゆる、オタ芸ですね。
- 坂原
- そうです。ホントに自由に動いているんで、こっちも「何やってんねーん」って突っ込んだり。距離が近くないと出来ない事があるんです。ライブ中も普通にお喋りするんですよ。
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- 距離の近さ、大事ですよね。では、今後地下アイドルとしてやってみたい事ってありますか?
- 坂原
- プロデュース的な事をやってみたいと思っています。ライブの間中、どこみても面白いようにきっちり構成を作って、ずっと飽きさせないみたいな。曲と曲との間も、ただの空き時間という事じゃなくて、意味のある間にしたいと思うんですよね。
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- というと。
- 坂原
- お芝居をやっているので、ちょっとコントみたいなのを入れてつないだり、ミュージカル仕立てにしたり。メインはライブなんですけど、MCに演劇的な仕掛けとか設定とかを入れて、上手く演奏を盛り上げるような感じかな。楽しいと思います。
専業主婦になる夢
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- さて、坂原さんは今後、どんな感じで攻めていかれますか?
- 坂原
- それ、人生に対してですか? 結婚したいです。専業主婦になりたいです。
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- 素晴らしい。
- 坂原
- 友達とかは兼業主婦が多いんですが、専業として家にいたいです。普通の真面目な主婦として。
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- この時代、大変になるでしょうね。お相手は。
- 坂原
- それがね、そこからですよ。
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- あ、スタートラインが遠い感じですね。応援しております。今後、出てみたいお芝居とかは。
- 坂原
- ライブは自分で企画するんでやりたい放題なんですけど、お芝居はやりたいと思っても一人じゃ中々出来ない事の方が多くて・・・派手なのがやりたいですね。あまり京都ではないんですよね。うるっさいのとかぐちゃぐちゃなのとか。
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- ああ、何ででしょうね?
- 坂原
- きらびやかなお芝居に憧れがありますね。
バスキューブ
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- さて、今日はお話を伺えたお礼にプレゼントがございます。どうぞ。
- 坂原
- ありがとうございます。これは何かな。粘土?
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- 粘土ではないですね。
- 坂原
- なんだろう。あ、バスキューブ! お風呂に入れるやつですよね。
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- そうですね。
- 坂原
- 可愛いですね。ありがとうございます。女子仕様ですね。