月面クロワッサンVol.7「くりかえしへこむ/閻魔旅行」
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- 月面クロワッサンの次回公演「くりかえしへこむ」「閻魔旅行」が今月末ですね。どんな公演になりそうでしょうか。
- 作道
- 今回は二本立てという事で、メンバーである丸山交通公園が脚本演出した「くりかえしへこむ」と、最近入団した二十歳の河合桃子が書く短編「閻魔旅行」ですね。1時間の作品と20分の短編になっています。ステージによっては短編がない回もあるんですが。
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- なるほど。河合さんは今回、どのような経緯で脚本をする事になったのでしょうか。
- 作道
- ドラマを作っているときに、彼女も映像がしたいという事で入ってきてくれたんです。聞いてみると演出したり、書いたりもしてみたいという事で、今回は僕がプロデュースという形で監修しています。
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- 河合さん、どんな作品を書かれるんでしょうか。
- 作道
- 独特のセンスがありますね。書き始めたばかりなのでもちろん拙い部分はあるんですが。とにかく表現しようという思いが強いのが面白いなと。ちょうど、京都学生演劇祭の上演作品で数多く見られるような、作家の「形にしたい」という熱を台本から強く感じられるんですね。
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- それぞれ、どんな作品でしょうか。
- 作道
- 丸山交通公園の「くりかえしへこむ」は男性四人のコメディです。中学校の頃の同級生が大人になって、引きこもりになってしまった旧友を部屋から引きだそうという、部屋の前を舞台にしたシチュエーションコメディですね。でも彼らはクラスの中で積極性に乏しいグループだったので、いざ説得しようとすると良くない方向に話がころがっていくと。河合の書く「閻魔旅行」は、閻魔大王が、あの世での仕事が忙しすぎて嫌になってこの世に来るんです。閻魔大王がこの世に何を思うのか。ちょっとファンタジックな二人芝居です。
月面クロワッサン
2011年、代表の作道雄を中心に活動を開始。演劇作品と映像作品の両方を発表、京都から作品を発信している。メンバーは、11人、平均年齢23歳。演劇・映像作品ともに、サスペンスやファンタジーなど、ジャンルは多岐に渡っているが、基本は群像劇のスタイルである。演劇では、笑えて、かつノスタルジックな物語性を中心とした会話劇を得意とし、vol.6「オレンジのハイウェイ」で、大阪に初進出。映像方面においては、2012年秋のWEBドラマを経て、2013年7月から連続ドラマ「ノスタルジア」をKBS京都にて3ヶ月にわたって製作、放送。地上波進出を果たした。また、「企画外企画劇場 IN 京都」などのバラエティーイベントの主催、WEBラジオの定期配信など、 様々なスタイルを持った活動で、新しいエンターテイメント創作者集団としての地平を開拓している。(公式サイトより)
月面クロワッサンVol.7「くりかえしへこむ/閻魔旅行」
公演時期:2014/9/26~28。会場:人間座スタジオ。
郷愁をすこし離れて
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- 次回公演。どんな公演にしたい、というのはありますか?
- 作道
- 丸山の作品を本公演でするというのは初めてなんですね。出来れば、これからこういう公演は増やしていきたいなと思っています。最近はどうしても、映像をメインでやっているというイメージが強いと思うんですけど。
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- そうですね。
- 作道
- 演劇は今後、丸山交通公園主体でやっていく。今回はその第一弾になります。反響が良かったらいいなあ、って期待しています。
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- お客さんに何を手渡せたらいいですか?
- 作道
- 疲れている人が見たら癒される、かつ疲れていない人が見たらちょっと疲れる。そんな劇になったらいいなと思います。
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- 今までの、作道さんが脚本をしていた月面クロワッサンの作品に通底しているノスタルジーがおそらくは無い本公演。どう思っていますか?
- 作道
- やっぱり丸山交通公園の持っている毒というのは、使いようによっては癒しになったり、あるいは今まで気づけなかった自分の暗い一面を示されてギョッとさせてくれたりと、二つの作用があるなと思っています。僕は一観客として、そこを面白いなと思っているので。その両方を引き出せたらいいなと思います。
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- 毒を見て癒されるというのはよく分かる感覚です。社会には出せない何かを見ると、何故かスッとしますよね。丸山さんが月面クロワッサンの番外公演で書かれた「強く押すのをやめてください」 は凄かったですね。というか、丸山さんは人間の暗い面を描くときにとても楽しそうに見えるんですよね。
- 作道
- 実は、彼自身は毒を出す事が目的ではなくて、毒を出し切ったその先に、人間賛歌とか、逆に人間の愚かさを描こう、そんな志向があるようです。笑いはもちろん、人間性に対しての興味がすごく強く、ネガティブなだけじゃなく、毒をエッセンスにして人間性を描こうとしているんですね。僕も、毒しかないような作品は息苦しくなる気持ちはします。
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- なるほど。
- 作道
- でも彼の作品は、絶望を見せた後、どこかポジティブな観点に落ち着くので。見ていて凄く納得が行くのが、僕自身好きなところです。
月面クロワッサン 番外公演「月面クロワッサンのおもしろ演劇集」
公演時期:2014年2月、3月。会場:人間座スタジオ他。
法人になるということ
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- さて。作道さんはこの度、会社を立ち上げられたそうですね。どんな経緯があったか伺えますでしょうか。
- 作道
- 2年ぐらい前から映像の仕事をするようになりまして。例えばKBS京都さんで30分枠のドラマを放映させていただいたりとか。少しずつですけど経済的な面で回りはじめてきていて。創作的にも経済的にも良い環境を作っていきたいと。これは、劇団の旗揚げから考え続けてきていました。
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- なるほど。
- 作道
- もっと精力的に活動していきたいと強く思った時に、一つ落ち着ける場所を作ろうと思ったんです。という事で、会社を作ろうと思いました。
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- ざっくりとした聞き方ですが、どんな会社にしたいですか?
- 作道
- すごく大きくしたいとかは全く思っていないです。僕と他のメンバーがやりたい事を単純に叶える場所でありたいです。会社の人数を増やすとか、利益を増やすとかという事ではなくて、今の構成メンバーが、例えばもっと大きい舞台に立ちたいであるとか、広く名前が知られるようなクリエイターになりたいであるとか。
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- 自分達のやりたい事が出来るようになる場所。
単純な場所でありたい
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- 法人という肉体を得る事で出来る事もあるし、しかし一方では失った事もあるでしょうね。少なくとも、劇団という集団ではもうなくなってしまったから。でも、会社の劇団でしか出来ない味は当然あるんでしょうね。
- 作道
- 法人化という事なら、キッチリし過ぎない方が良い事はたくさんあるんでしょうね。高校の部活動って、たいていキッチリしてないじゃないですか。仲がいいからお互いぶつけ合えている。その良さは忘れてはいけないと思っています。会社になるとキッチリしようとし過ぎてしまって、いい意味でのなれ合いが起こりにくくなってしまうのかもしれないですね。
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- そこはそうですね。柔軟さのために、キッチリしなさは大事にしたいですね。だから個人的に、月面クロワッサンの会社化には興味があります。
- 作道
- ええ、一つのケースとして、ですね。
目標
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- メイン業務と今後の活動についてはいかがでしょうか。メインはTVドラマの制作なんですよね。
- 作道
- そうですね、TVドラマの制作は今後も行わせていただきます。僕らはいま、自分達で劇団だとは名乗っていなくて。ただ、自分達でTVドラマを作っている若手集団、というのはなかなか無い面白味だと思うので。
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- そうですね。
- 作道
- 今、ほぼ制約のない形でドラマを制作出来ているんです。作りたいものが作れているなという実感はあります。もしちゃんとそこに面白味があるならば、もっと多くの人に知ってもらって、僕らの年齢が上がっていくと同時に面白さが大きくなっていけたらと思います。
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- ドラマ「ショート・ショウ」 の第一話を拝見しました。面白かったです。太田さんがいいですね。吉岡さんも可愛かったし、悪い芝居の植田さんは分からなかった。
- 作道
- 色々なところで言われているみたいですね(笑う)。やっぱり京都の演劇人としては嬉しいですよね、知っている人がたくさんTVドラマに出ているって。僕は三谷幸喜さんを尊敬していて、ドラマに舞台の人を出すという。三谷組の京都版というと不遜ですけど、映像畑と演劇畑の垣根を越えていけたらと思います。
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- 素晴らしい。私が拝見した第一話「サティスファクション」、大衆ウケする/しないの話がテーマではありましたがまさに象徴的ですよね。それから、月面クロワッサンにしか出来ない、何と言ったらいいのか・・・あっさりした魅力というか。それが面白くもあり、不満でもあります。
- 作道
- それは色んな方に色んな表現で仰って頂きました(笑う)。ドラマとしての完成度はもっと高く出来るかもしれない、でも、言いたかった事は伝わる、と。
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- それはもちろん。作劇も良かったし、SF的な設定も現実味があって、何だか可愛い感じがしました。今後の方向としてはいかがでしょうか。
- 作道
- とりあえず一話完結で作っていこうとは思っていますが、今後はある種の連続性を演出していければと思います。最後の最後に、これまでの話の伏線が回収される、みたいな。やりたい事がたくさんあるので、そんな方向になるのかもしれません。
月面クロワッサンの連続ドラマ2「ショート・ショウ」
一話完結の短編集月面クロワッサンの連続ドラマ2「ショート・ショウ」。KBS京都にて放送2012年秋、YouTubeにて4週連続配信を行った「虹をめぐる冒険」―2013年夏、KBS京都にて放送された、地上波初進出連続ドラマ「ノスタルジア」―そして2014年春、また新たなドラマが誕生します。その名も、「ショート・ショウ」―2011年旗揚げ以降、映像作品と演劇作品の両方を京都から発信し続けている月面クロワッサンが、今回手がけるのは、一話完結の短編集。全六話、コメディ、SF、オカルト、フェイクドキュメンタリー、アクションなど毎回違ったジャンルのストーリーをお届けします。そしてこれまで同様、企画・脚本・演出・撮影・編集・音楽まですべてを月面クロワッサンが担当。手作り感あふれる、世界に一つの短編ドラマ集が誕生します。(YouTubeより)
「何だか自分はこの人に似ている」
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- 話はちょっと変わるのですが、作道さんの見たいもの、作りたいものとは何ですか?
- 作道
- さっきの「くりかえしへこむ」の話にも通じるんですけど。「疲れているときに見ると癒される」というのはつまり、自分を肯定してくれる、という事だと思うんですよね。自分の孤独であるとか、傷ついている部分であるとか。
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- ええ。
- 作道
- たとえば、僕は性格的に、みんなでワイワイするのが好きなのに、それが出来ない部分があって。だからそういう描写のある作品が好きなんですよ。人はたくさんいるのに、それぞれが距離を持っている、みたいな。ちょっとだけ俯瞰で見て自分の居場所を探り合っているような。そういうのを描いた作品が好きなんです。それが、僕みたいな性格の人の肯定につながるのかもしれない。自分が作るものも、何だか自分はこの人に似ている、って思えるような人がたくさん登場するようなものになりつつあるのかな。
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- 舞台の上の誰かに、重ね合わせる事が出来るような作品を作りたい。
- 作道
- そういう事ですね。昔は、ミステリーとかサスペンスとか、お話の波で満足出来たんですけど、ある時から日常に疲れてしまったんでしょうか、モノを見る時にどうしても自分と同じ部分を見つけだそうとしてしまっているような。
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- その、人間関係空間の中でのフィッティングに困っている人を見ると癒される。内面のあり方を重ね合わせるような。
- 作道
- だからと言って、明確なメッセージがある作品は見ていてこれまた疲れてしまうんです。
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- 悩んでいる自分を、俯瞰して見ている自分を静かに肯定してくれる、そんな作品。
- 作道
- そうですね。例えば笑うにしても、嬉しくてまたは驚いて、とかで人は笑うと思うんですよ。でもそれって、「こういう奴いるよな」とか「こういう状況あるよな」とかを単純なレベルで肯定されているのが心地良いと思うんです。そういう「肯定」が出来たらいいな、と思います。自分が生きている状況というのは自分だけが抱えているものでは決してなくて、普遍的な部分があると気づいたり、同じ苦しみを抱えている人がいる事に気付けたり。そういう事を思えるだけで、大丈夫な気分になれるんじゃないかと思うんです。そういう作品を発表し続けて、誰かがほっと出来るような、活力になれるような作品を作れたらいいなと思います。
作家としての作道さんが
- 作道
- 僕は、誰かとだらだら喋っているとすごく気分が癒されているように感じるんですね。それは脳が喜んでいるからだと思うんです。にも関わらず、そういう会話を見るのは苦痛なんですよ。矛盾しているんですけど。
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- おお。
- 作道
- 基本的にすっきりとした作りの作品の方が好きで、人が悩んでいる姿を長い間見ていると、もっと端的に見せてくれればいいのにとか思ってしまうんですね。自分がそうであるがゆえに見たくないのかも。それが、僕の作家としての今の悩みですね。自分が作りたいものと見たいものの間にズレがあるんです。登場人物をどれだけ悩ませたり苦境に立たせたら嘘じゃなく感情移入出来るのか。
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- 抑制させるというところなのかな。
- 作道
- そのいい塩梅を見極めて、見てても書いていても、共感しやすい登場人物を作り出す、というのが書き手としての課題だと思います。
風が吹いている
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- 最近の、芝居を作る上での気づきがあれば教えてください。
- 作道
- 舞台の上手と下手で、どれだけのバランスでコトを起こすといい流れが起こるか、という事の重大さに気づきました。やはり風みたいなものが下手から上手に吹いていて、それを舞台上でどうかき乱すのかを考えるのが脚本家の仕事なんじゃないかと思うぐらい。あとは役者さんが、稽古場でその起こし方を獲得すると、とりあえず面白いものが出来るという重大さ、ですね。
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- ありがとうございます。いつか、こんな作品が作りたいというのはありますか。
- 作道
- 昔の映画なんですけど、「素晴らしき哉、人生!」という映画がありまして。僕はあれが泣いてしまうぐらい好きなんですけど、舞台を現代に置き換えてやってしまうと凄く嘘っぽいんですよ、きっと。さんざんやり尽くされている手法ばかりになってしまうんです。だから何らかの方法を考案して、誰にも気づかれないぐらい現代版として洗練された「素晴らしき哉、人生!」をやるのが夢ですね。
質問 是常 祐美さんから 作道 雄さんへ
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- 前回インタビューさせていただいた、大阪の演劇ユニット、シバイシマイの是常さんからです。「舞台とドラマ、どちらが好きですか?その理由は?」
- 作道
- 好きなのはドラマです。でも、傑作だなと思える作品に出会えるのは舞台です。ホントに面白い作品を見た時の高揚感が強いですよね、舞台は。
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- ありがとうございます。ちなみに、それぞれ好きな作品は。
- 作道
- ドラマで言うと、三谷幸喜さんの「合い言葉は勇気」、宮藤官九郎さんの「タイガー&ドラゴン」は好きですね。舞台だと、三谷幸喜さんの「コンフィダント・絆」、ヨーロッパ企画さんの「あんなに優しかったゴーレム」、これはもう確実に見ますね。元気が無くなったらDVDを再生しています。
苦しみ過ぎないとか、悩み倒すとか
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- 今後、どんな感じで攻めていかれますか。
- 作道
- 大きな目標で言うと、唯一無二の誰も通った事のない道を進んで、「これで良かったよね」と人にも言われるし自分でも言えるように。歩みを止めずに全速力で進もうと思っています。
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- その為には何が必要ですか?
- 作道
- 苦しみ過ぎないですとか、悩み倒すとか、周りの仲間を信じるとか、自分を信じるとか。難しいですけど。
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- 徳と愛嬌があれば、きっと大丈夫です。
腹の括り方について
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- 最近どうですか。
- 作道
- 胃腸の調子が良くなりました。僕は元々ものすごく胃弱で、ちょっと睡眠不足だとすぐお腹を壊すんですけど。それが少なくなりました。腹を括ったからかもしれませんね。
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- 備えた、という事なのかもしれませんね。
ペーパーロック
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- 今日はですね、お話を伺えたお礼に、プレゼントを持って参りました。
- 作道
- あ、毎回の・・・
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- 実は今回、買ったものではないんです。自分で使おうと思って、使いこなせなかったんですが・・・
- 作道
- あ、これ、紙とかを挟んでおくものですよね。
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- はい。壁とかに貼って使うものです。自分の家で持て余していました。2200円します。買うと意外に高いです。
- 作道
- ありがとうございます。じゃあ、僕が有効利用を。