岩切さんの演劇初め
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- 今日はどうぞ、よろしくお願いします。最近、岩切さんはどんな感じでしょうか。
- 岩切
- よろしくお願いします。最近はいい感じです。いい感じというのが合ってるかどうか分からないですけど楽しいです。時々落ちたり上がったりはしてるんですけど、それも含めて。いい感じです。
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- 何かいい事があったとか?
- 岩切
- 今日かな。このインタビューが今年の演劇初めなので。ワクワクしてます。
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- ありがとうございます。さて、岩切さんの参加された演劇ユニット「フルーツケイク」 も、去年は火曜日のゲキジョウなどに出演したりと大忙しでしたね。お疲れ様でした。去年を振り返って、いかがでしたか?
- 岩切
- 色んな縁に恵まれてたなあと。役者以外の活動も、ご縁があり様々と出来ましたし。2月には浪花グランドロマンさんの演助をさせていただきます。
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- そうそう、最近は助演出としても活躍されていますね。
- 岩切
- はい。きっかけは、燈座×虚空旅団「界境に踊る」という舞台で初めて演助をさせていただいたのですが、まぁ、ちゃんと出来てたのかは謎ですが、そこの舞台で一緒にさせていただいたのがきっかけで打ち上げの時に声かけてもらいました。
フルーツケイク
The Stone Ageヘンドリックスから飛び出し法善寺横丁で産声をあげた、ちょっとイカれた不動明王系女優【本木香吏×片山誠子×岩切千穂】ユニット。「奇人変人」という意のスラングより命名。(公式Blogより)
フルーツケイク 次回公演「玉乗りマストン」
作・演出/朝田大輝 ▼日時 3/29(火)20:00 3/30(水)16:00/20:00 3/31(木)11:00★/16:00 ▼料金 前売/2500円 当日/2800円 学生/1500円 リピータ/1500円 ★2000円 上演時間約90分 ▼場所 インディペンデントシアター1st ▼出演 本木香吏 片山誠子 岩切千穂
浪花グランドロマン ウイングフィールド提携公演 「寝られます―魔女ものがたり・その2―」
作・別役 実 / 演出・浦部 喜行 ▼会場 ウイングフィールド ▼日時 2016年2月26日(金)20:00 27日(土)17:00/20:00 28日(日)12:00/16:00 ※開演40分前より整理券を配布いたします。 ※開場は開演の30分前。 ▼CAST 関角 直子 上畑 圭市 あらすじ 男が今夜の宿を求めて歩いていくと「寝られます」という看板のついたドアがあったので、声をかけて入ってみた。人形に囲まれた女主人は、男の左足が悪いのを見るなりこう言った。「それ、ありましたよ。あなたの左足…。」 それが、この女主人と男の奇妙な夜のはじまりだったのだ―。不条理と不可思議たっぷりの、別役ワールドな2人芝居をお届けします。 ▼料金 前売: 2500円/当日:2800円 中高生:1500円 ※小学生以下は無料 ▼予約・お問合せ 予約フォーム https://www.quartet-online.net/ticket/neru 浪花グランドロマン Tel & fax: 06-6245-9599/Mail:info@ngr.jp ▼STAFF 演出助手 岩切千穂 舞台監督 寺岡 永泰 美術 佐野 泰広(CQ) 音楽・音響プラン 響 音次郎 音響 大西 博樹 照明 山本 有香(劇団空組) 宣伝美術 白山 愛 制作 浪花グランドロマン 協力 CQ 流星倶楽部 劇団空組
「タイソン大屋のはいどーも!」
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- 去年の11月は「はいどーも!」がありましたね。まずはその話から。「はいどーも!」はタイソン大屋さんの即興劇のイベントで、岩切さんは去年の11月の開催に参加されてましたね。錚々たるメンバーでした。非常に楽しかったです。大阪のインプロのイベントならではの空気感だったと思います。岩切さんの思い切りの良さが非常に良く出ていました。
- 岩切
- 他の役者さんみんなが凄いところに、しかも即興のイベントで、私が出てもいいのかと。周りの役者さんは固定ファンもいるぐらいなのに。だから、私が出来ることは振り切ることしかないと思って。もしかしたら振り切ってしまえば、だれも見たことないなにかが出るんじゃないかと思って頑張りました。
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- インプロの気構えは「Be in the moment」というのがあって。相手のネタを受け入れるというか、その場にいる事を受け入れるのが大事だそうです。岩切さんと、それを受けるタイソン大屋さんに、それを強く感じました。
- 岩切
- そうなんですか!嬉しいです。でもやっぱり、共演者の方が凄い方なので、飛び込んでいけたのが良かったです。
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- 私が見た回は、岩切さん演じる荒れたアイドル志望がタコ星人に身体を乗っ取られるという話になりましたね。あの時の岩切さんの存在感が、「吠え」ともいうべきか、若侍的な居方が印象的でした。ご自身では、どんな思い出がありますか?
- 岩切
- 毎回、ドアを開けたら始まるというルールなんですけど。昼の回で私、そのキッカケをあまり分かっていなくて。外出た瞬間に会場がシーンってなったから、いつ始まるのか混乱して。私、一旦ドアを開けて「いつ始まるんですか?」って確認みたいに言っちゃったんですよね。
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- あっ。
- 岩切
- これが始まったって事かって一瞬ザワッとしたんですけど、タイソンさんが「始まってしまったやないか!」て感じで。あの時、緊張とか色んなものが吹っ切れました。
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- 度胸が据わったんですね。その回、見たかったですね。
- 岩切
- そんな感じで作って下さったんですよ。
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- 素晴らしい。
「タイソン大屋のはいどーも!」
毎回ツワモノなゲストを招き、台本の無い、すじなしバトルをし、役者の限界に挑戦する企画。不定期開催中!(公式サイトより)
人前で芝居をするなんて
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- 岩切さんが演劇を始めたのは、どういうキッカケだったのでしょうか。
- 岩切
- バイト先の人が映画の学校に行きだして。そうなんだと思ってたら、学校の課題で撮らないといけないのがあるらしくて。頼んでいた女優さんがいなくなったという事で、私に出てくれへん、と言われて。やった事ないんで、と一度は断ったんですけど、引き受ける事になったんです。
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- 最初は映像だったんですね。
- 岩切
- そうですね、人前で芝居をするなんて考えられへんくて。こうやって話したりするのも恥ずかしいのに、人前なんて無理!って。まぁ今は、何とか。
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- 初演技は。
- 岩切
- 怒る演技でした。ラブホテルの一室で、相手に怒られてキレ返す、みたいな。人生でした事が無かったんです、人にキレるのを見せるなんて事。それが気持ち良かったんですね。あ、何だろこれ、って。
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- 一番最初の舞台は?
- 岩切
- その映像で共演した方の劇団に誘われて。
フルーツケイク結成!
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- フルーツケイク結成のキッカケは。
- 岩切
- ストーンエイジさんの「結婚しようよ」の打ち上げで、席の並びが私・誠ちゃん(片山誠子さん)・本木さんがいて、目の前にアサダタイキさんがいて。いきさつは忘れたんですけど、誠ちゃんが「アサダさん、この3人に書いて下さい」って言って、じゃあやろうか、ってなって、ストーンエイジの制作の閑社さんも入って。ってのがキッカケです。
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- 私が最初に見たのフルーツケイク作品は「吸血姫と透明少女」かな。とにかく本木さんが面白かったですね。
- 岩切
- 本木さんがまた凄いですよね。めっちゃ面白い。
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- 片山さんもまた面白可愛かったし、岩切さんは役にハマっていた。この3人、まとまった感じがあり、でもそれぞれ特徴があっていいですよね。もっと見たいですね。
- 岩切
- 嬉しいです。
全員が全身で作る
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- 岩切さんがお芝居を続けているのはどうしてですか?
- 岩切
- 今、一番近くに演劇があるからですかね。まあ自分から求めているんですけど。演劇を作る関係って凄いと思っていて。普段は見ない顔を見るので。私にとって、自分から自分を開くのって凄い事で。普段自分から発言するのが得意じゃなくて。
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- 自分の全てを注ぎ込まなければならない。
- 岩切
- それが出来ているかどうかは別として、役に対して、作品に対して、それぐらいの気持ちじゃないと変なのが出来る。変な引っかかりがあったら、自分自身まで止まってしまうんじゃないか。そうすると、見に来ている人にもなにも伝わらないかもしれない。演劇の種類にも寄るかもしれないですけど。
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- 引っかかりがあると止まってしまう。お客さんに目を見られると、役者は(基本的には)裸にされてしまう。人間の目の精度はとても高いから。そこでは役者の芝居の、精度というか純度の高さが問題なような気がする。
- 岩切
- そういう演技のやり方が分からなくて苦労しています。演出や、共演者の方に助けていただいてて。自分は見れていない部分がたくさんあるので。
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- 難しい部分ですよね。自分の責任において演技を作るって。
- 岩切
- 難しい。何やろう、出来る事は全部しようって。勢いじゃないですけど、体当たりで行こうと思います。相手にもちゃんと。でもそうしてたら、次は日常に生きるのがしんどくなってたりします。
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- 「はいどーも!」で見せた気っぷの良さがあればどこ行っても大丈夫だと思います。
- 岩切
- いやあれは、自分で進められて、何をしてもOKみたいな芝居なので。実際掛け合いが上手く行かない時とかもあって、普段のコミュニケーション力の弱さが出てしまいました。そこが一番大事やのに。
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- 良い芝居に近づくのは難しい事ですね。
- 岩切
- 出来たとしても、中身はどうなのか、とか。
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- そこへの行き方とかね。
- 岩切
- そこがまだ、全然。
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- パッといけてしまう人もいますけどね。
- 岩切
- そうですよねどうしているのか全然わかんない。頑張りたいです。でも私のそんなんはどうでもよいかもしれなくて。そこで一緒になった方々とみんなで作品を作りたいです。観に来てくださるお客様がなにを受け取れるように届ければ。
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- 突然ですが、私は「才能」という言葉が全面的に嫌いなんです。その人の力を、よく分からない向き不向きの事でしか捉えてないんじゃないか。その人の全存在を評価したいんですよね。だから、さきほど岩切さんがあおった「自分を投げ出さないといけない」というのはとても好ましい事だと思う。
- 岩切
- ありがとうございます。なんだか苦悩ばっかり語ってしまってすみません。
質問 地案さんから 岩切 千穂さんへ
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- 前回インタビューさせていただいた、舞踏家の地案さんから質問を頂いてきております。「将来のでっかい夢や目標はありますか?」
- 岩切
- 将来は自分で何か出来たらいいなと思ってます。自分を使って何かをする。
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- 何か、事を起こしたい?
- 岩切
- というか、自分を使いたい。
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- それはもしかして、自分を試したいから?
- 岩切
- そうなのかな。
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- というのは、その地案さんが「中国で踊って、自分を試したい」と仰っていて。それよりも、自分を「使いたい」?
- 岩切
- そっちの方が近いかもしれません。自分がやった事のないのを味わいたいという方かかもしれない。指でどこかを示そう、指先まで神経が通るってどんな感覚なのかを再確認したいというか。それは家でやれば?なのかもしれないですけど。
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- なるほど。
- 岩切
- 分からないですけど、他のところで既にやっている事を試す事になるかもしれないんですけど。でも伝手がないので、自分で試すのもいいのかなあ、と。自分が何をしたいのかまだ分からないんですけど。でも、自分を使いたいんです。
存在のありかた
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- 座組の中で、どんな存在でありたいですか?
- 岩切
- あんまり意識した事はないですけど、自分の周りにいた人や、一度関わった人の事はとても大事で、人生の一部になってて。その人が居なくなったらとても悲しいというか。大事にしたいです。変わらず、どこかにいたいです。でもあえていうなら周りの空気くらいでいたいかな。「あ、おるな」くらいで。
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- パズルの1ピースでありたい?
- 岩切
- だから、私が必要ならいつでも呼んで下さいという感じです。たくさんの人の中から、わざわざ自分を呼んでくれたんだったら、全力で向き合う。そんな大げさじゃないですけど。
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- 縁は大切にしないといけないですね。私も、断ってしまった仕事への後悔ってありますし。
- 岩切
- きっとそれは、またご縁があると思って。私にもそういうのはあるんですよね、その時は申し訳なくって、でも私じゃない人に決まったら絶対それはそれで良い作品になるし、ちょっとくらいは悔しいという思いはするかもしれないですけど。でも、プラス思考でいこうと思います。
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- なるようにしかならないですからね。
- 岩切
- それを無理矢理やるのは、しんどいんじゃないかと思います。悲しいですけど、無理はしないというほうがいいかもしれない。
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- また一緒に、やることがあるかもしれませんしね。
- 岩切
- もしかしたら今やってたら抱えきれなかったかもしれない、とか。その次が来るまで頑張ろうと思えるみたいな。
撮影アシスタントの岩切さん
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- 映画のアシスタントとかもされているんですよね。「乱死怒町より愛を吐いて」とか。
- 岩切
- 映画に関わるのは凄く楽しいです。映画は不思議ですよね、自分が作品の一部になっている感覚があって。作品になったら、少し間を置いてから見れる。
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- 自分が一つの何かになる、というね。
- 岩切
- 全ての人で最後に持っていくみたいな。
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- この間は東京にも映画アシスタントとして行ったんですよね。
- 岩切
- 縁があって呼んで頂けて。本番と丸かぶりだったんですけど、本番後の打ち上げ後に夜行バスに飛び乗って、朝起きたら別の土地やってワクワクしたり、カラカラを持って現場に行って。凄い人たちもいたりする現場で、最初は凄く緊張するんですけど、そういう状況の中で焦って、自分が思った通りに動けているのかどうか分からなくて。でも来たからには、と思って。でも結果的には楽しかったです。現場が好きなので。
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- 仲良くなれましたか。
- 岩切
- 仲良くなれましたね。撮影現場ではスタッフ全員が同じメンバーなので。でも一番の仕事は、邪魔をせずに現場がやりやすいようにすることだし。何もなく空気みたいな感じで動けたらなと思います。
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- 活躍されたんですね。
- 岩切
- 「乱死怒町より愛を吐いて」でもお世話になりました、島田角栄さんの新作でした。今年中に公開すると思います。あと、実は「乱死怒町」での尾道での撮影の時に、今飼ってるジャンゴを拾ったんですよ。
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- あ、あの可愛い黒猫の。岩切さんのブログとかで拝見しました。
- 岩切
- 最初、倉庫の隅みたいなところから猫の鳴き声が聞こえてきて。主演の後藤まりこさんと探ったら黒い子猫がいたんです。何か威嚇してくるんですけど付いてきて。後藤まりこさんが飼う事になったんですけど、私の方に懐いてしまって。今は1歳半くらいで、甘えん坊なんですよ。
心のままに
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- 今後、どんな感じで攻めていかれますか?
- 岩切
- 次はフルーツケイクがあるんですが、その後は特に何も無いので。無いなら無いなりに、何かをしようと思います。それが何かはまだ分からないですけど。心で動こうと。
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- そうですね。心のままに。
黒猫のボールペン
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- 今日はですね、お話を伺えたお礼にプレゼントを持って参りました。どうぞ。
- 岩切
- ありがとうございます。(開ける)何やこれ。
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- ボールペンですね。書けますか?
- 岩切
- 大丈夫みたいです!ありがとうございます。