劇団ズッキュン娘 第8回公演「2番目でもいいの」
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- 今日はどうぞ、よろしくお願いします。
- 藤吉
- よろしくお願いします。すみません、ちょっと声が枯れてて。
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- いえいえ。昨日まで本番だったんですもんね。
- 藤吉
- ありがとうございました。見に来てくださって。
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- お疲れのところ申し訳ありません。昨日まで公演の、劇団ズッキュン娘「2番目でもいいの」。凄いタイトルですね。
- 藤吉
- そうなんです(笑う)再演なんですけど、タイトル通り不倫の話です。私が演じる愛人の主人公と、阿部みさとさん演じる、不倫をされている奥さんの話。ちなみに、男性は一切出てこないんです。
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- あ、そうでしたね。
- 藤吉
- そうなんです。劇団ズッキュン娘の公演には、男の人は登場しないんです。
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- 「2番目でもいいの」。大変面白かったです。この作品にはですね、女性の生き方の厳しさが大きなテーマなのかなと思ったんですよ。今回はその辺りも伺えたらと思います。
劇団ズッキュン娘
藤吉みわが届ける、エンターテイメント。ダサくて可愛い“ダサかわ”集団、ズッキュン娘。今後も、公演は女性のみで行う予定。「欠落していても、間違っていても、そのままの君で全然大丈夫!」0か100かでしか生きられない不器用過ぎる人間たちを完全に“肯定”し、底知れぬパワーを解き放つ。キャッチコピーは「純度100!不純度100!右手に愛、左手に包丁持って 全力スマイル!」人間は表裏一体。“純情という仮面を被った君は、鋭い刃物を隠し持つ”人間の清らかな部分と醜い部分を描きながらも、全体的にはポップでキャッチーな作品へと仕上げていく。そして、人の心に突き刺さるメッセージを込めた極上エンターテイメント劇を目指している。(公式サイトより)
劇団ズッキュン娘第8回公演『2番目でもいいの♥』
脚本:藤吉みわ。演出:滝井サトル。公演時期:2015年8月14日(金)~16(日)。会場:南大塚ホール。
不倫堂々
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- まず伺いたいのですが、藤吉さんにとって今回の作品はどのような経験でしたでしょうか。
- 藤吉
- そうですね。初演の時はこの作品がどのように映るか分からなかったのですが、意外と反響がありまして。それがありがたいことに、今回の再演に繋がりました。改めてこの作品を読み直しますと、結構大変な物語だなあと思いました。
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- 藤吉さん演じる主人公が、不倫を堂々としているのがまず凄かったですよね。
- 藤吉
- 不倫は基本的には世の中からは悪とされていて、けれど堂々としている。というのが一つ面白いところだったのかな、と。
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- 不倫とは、あえて説明すると、一般的には結婚している男女が配偶者に黙って他に恋人関係を作ってしまう事ですね。作中、主人公はもちろん、浮気される奥さんも苦しんでいましたね。この作品をご覧になったお客さんに、どう思ってもらいたかったですか?
- 藤吉
- 私の演じたマチコという主人公が不倫をして、その正妻のヒトミと対峙し、でも最後には何故か仲良くなってしまう、という話なんですね。もし自分がそのシチュエーションに置かれたら、ヒトミとそこまで仲良くなれるのかというと難しいところです。でも、舞台なので飛躍出来たんですね。ありえないけど、もし二人が仲良くなったら面白いかな、と。また、ハッピーエンドになってほしいという願望は、根本的にあります。
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- ありえないハッピーエンドになってほしい。
- 藤吉
- 不倫が泥沼になって、相手を罵りあって、裁判をして、とかそういう事ではなく。それと、私は不幸な事を別の見方で切り取ったら、もしかしたら面白くなるんじゃないか、そんな事をよく考えるのかもしれません。
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- なるほど。
- 藤吉
- 作品の捉え方は、お客さんに委ねてしまうのですが、根本的には「明日も頑張って生きていこう」と思ってもらいたいです。人生は基本的には辛い出来事の繰り返しだと思うんですけど、観終わって、何らかの活力になれば良いなと思っています。
憎めない人々
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- ちょっと話題を変えて、劇団ズッキュン娘でやりたい事を伺えればと思います。紹介文では「ダサくて可愛い“ダサかわ”集団」とありましたが、「2番目」では確かに前半部のダサさがとても見やすく表現されていて面白かったです。そして後半はドラマを見せる事に成功していて見応えがありました。そうした作り方には、どのようにして辿り着いたのでしょうか。
- 藤吉
- やっぱり自分から遠いところが作品に出る訳ではなくて。自分自身を投影するところがあるんですよね。元々コメディというか、明るいポップな部分があって、それを全面に出していくと、こうした作品になるのかな。自分独特の昔からある、人に楽しんでもらいたい、和ませたい、根っからのサービス精神が子供の頃からあったみたいです。笑いがそ得意な訳じゃないですけど、前半はお客様の心がつかみやすいように導入部分で笑わせて、物語にすっと入っていけるように。スポンジのような気持ちになって、本質が深いところにまで染み込んでいければと思います。
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- 子供の頃から、人を笑わせようという気持ちがあった?
- 藤吉
- それは両親譲りかもしれません。父はとても温厚な人で、怒ったりしないんです。そういう父親が笑わせてくるのに影響を受けているのかなと思います。じゃりン子チエって知ってます?父が凄く好きなんです。
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- もちろんです。もちろん好きですよ。
- 藤吉
- 一緒に見ていたらじゃりン子チエを好きになっていて。笑いの中に、人情とか、泣いちゃうようなエッセンスも含まれていて。寅さんみたいなベタなものも好きな人だったので、私も自ずと取り込んでいたところがあるのかもしれません。
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- いいですよね、じゃりン子チエ。
- 藤吉
- チエちゃんはお父さんのテツが働かないから、自分でホルモン屋を経営してるんですよね。
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- そうそう。ネコも仕事するし、あり得ない世界ですよね。
- 藤吉
- あり得なさすぎる設定ですけど、面白くて感情移入出来て、心情表現がしっかりとあって、深い部分を突いてくる台詞も結構ある。そういうところが物語には必要なのかなと。
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- 西成を舞台にした人情モノというと、釜ヶ崎のカマやんもオススメです。関西弁の日雇い労働者で、情けないんですが憎めないんですよ。ズキュンとくるでしょう。
- 藤吉
- ズキュンときますね。ダメなんだけど憎めない人が好きなんですよ。私もダメダメ人間ですが。
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- いえいえ。
- 藤吉
- そういう人にはやっぱりその人だけの魅力が備わってる。そんな人を舞台上にも登場させたいなという気持ちがあります。今回の正妻のヒトミさんもそう。不幸の渦中に放り込まれるけど、不倫相手のマチコを許して、マチコと旦那との間に子供が生まれるのも許しちゃう。わたし、ちょっと浮き世離れしているようなキャラクターが好きなんですよね。
性と性質
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- よく、「女は愛嬌」と言いますよね。「愛嬌」を身につけるのはもの凄く難しい。半年訓練したところで、よく観察したらすぐ見破られる。と言って、持って生まれたものではけしてなく、むしろ幼少時からどのように他者とか外界と接してきたかがとても重要な要素として「愛嬌」を形成するものだと思う。
- 藤吉
- そうですね。
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- 今泊まっているゲストハウスにいる台湾の女の子がですね、そういうのが天才的に上手いんですよ。すぐ男の子と仲良くなれるんです。べつに女の子とも喋りますけど、男の子に取り入る能力がとても高いんですよ。ナチュラルな可愛さを持っている。私も昨晩遅く、話掛けられたんです。「リモコンの使い方を教えてください」みたいな事で。日本のTVのリモコンだから言葉と使い方を教えてあげないといけないし、細かいものだから顔と顔とが近くなり、親近感が増す。共有スペースのものだから自然に「今日はもう寝るの?」みたいな話になる。あれは素晴らしいカマトトでした。
- 藤吉
- そういう方、いらっしゃいますよね。
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- 彼女にとって、男に媚を売るというのはどういう事なんだろうなと。
- 藤吉
- 私も今27歳で、色んな人と関わって来ましたが、そういう方もいらっしゃいましたね。でも、モテたいオーラが如実に出ると男女問わず引いてしまうかな、と。
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- ええ。引きました。
- 藤吉
- でも上手な人って気付かれず、しれっとやるんですよね?。
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- 凄い。
- 藤吉
- 全員ではないですけど、女の人はしたたかだなと思いますよね。・・・あと、ここぞと言う時、女性は物怖じしないんだろうなあと思うんです。きっと女の人は、立ち向かっていく強さみたいな物を持っているんだろうなと常々思うんです。
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- 立ち向かう。その時に目標を見定める判断力があるんでしょうね。危機的な状況に置かれてもその場にすぐ適応出来る、みたいな。うーん、敵を判断する能力に長けている?
- 藤吉
- それから、一般的に女子って群れる生き物だと言いますよね。確かにその通りだと思いますが、逆に群れるのが好きではない人もいるんですよね。私も昔は群れたがった一人なんですけど。でも、女の人は共通の敵がいると群の結束力が上がるんですよね。そういう底知れない力や陰湿さもある。裏で団結するようなところが女の人の怖さでもある。私はそういう女の部分が苦手で・・・ズッキュン娘は女性しか出ない劇団なので、自分の立ち振る舞いもカラっとしたいなとは思っています。
美人のなりかたち
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- そうした女性のダークサイドと対立するのが「美人」だと考えています。立ち振る舞いの美しさ、という意味での「美人」ですね。
- 藤吉
- 顔が抜群にいいとかスタイルが良いとかじゃなくても魅力的な人って数多くいますよね。その人の内面が行動に出るという事だと思います。
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- 内面を磨く。
- 藤吉
- 表面的な美しさって必ず衰えるものだと思うので。でもその人の生き方や物事に取り組む姿勢は、その人の顔や行動や雰囲気全体に醸し出されるものですよね。
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- 種によって異なる、動物の形態みたいなものなんじゃないかなと思うんです。人間の場合は人間関係がフィールドなので、その人の性格が顔というインターフェイスに表れるのが自然なのかもしれません。何故かは置いといて。それを判断する人間の脳の精度と教育もまたよく出来ているなあと思う。
- 藤吉
- 反面、人間って分からない部分が沢山ありますよね。陽気で面白いなぁと思っていた人もやっぱり、陰の部分を持っていますし。過去の経験があってこそ今の明るさがあるんだろうなあ、と。また年齢の若い割にとても落ち着いている人を見ると、何故そんなに落ち着きを持つようになったのか興味が沸くんですよね。人間って多面的で、話してみなければ分からないようなその人だけの成り立ちがありますよね。
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- そこに興味がある?
- 藤吉
- そういう探求心があるのかもしれません。もちろん、そうした自分の歴史を話したくない人もいますので、無理矢理ほじくり出そうとは思っていませんが、勝手に私の中で考えたりする事はあります。
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- その人の形成史ですよね。
質問 百花 亜希さんから 藤吉 みわさんへ
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- 前回インタビューさせていただきました、百花亜希さんから質問をいただいてきております。「俳優として一番必要なものはなんだと思いますか?」
- 藤吉
- そうだなあ・・・今回再演する上で思ったんですけど、新鮮さを保つ事だと思うんですね。稽古を繰り返していくと、「次こういう演技が来るな」とか、「こういう気持ちになっておかなきゃいけない」とか、そういう余計な事ばかり考えてしまって新鮮な気持ちで舞台に存在していない事はありました。そのような事もあって公演期間中に心掛けている事があるんですけど、私は自分の出番がギリギリに迫ってから舞台袖にスタンバイしています。出番の1分前位になって袖に行きます。舞台に立つ前には余計な事を考えず、まっさらな気持ちで望もうと思っています。
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- その時に生きる。
- 藤吉
- まさにそうですね。もちろん台詞があるので決められた事を喋らないといけないんですけど、その瞬間に存在するのが大切なのかなと、今回の再演では特に思いましたね。
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- それは、台詞を聞いている時ももちろんそうですよね。
- 藤吉
- そうですね。受けるのが上手な女優さんって凄いなあと、いつも思います。
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- 素晴らしい。自分のリアクションをプログラミングしていかないって凄く勇気のいる事なんだろうなあと思います。失敗すると怖いですしね。
- 藤吉
- そうですね・・・ちょっと言葉は悪いけど、まぁ間違っても何とかなるだろう、という気持ちですね。
「女」
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- 「女」という厳しい生き方について。選択の機会なく「女」という役割を担わされ、言ってしまうと出産だとか魅力だとかの価値を勝手に期待され、実は男以上に泣いたり弱ったりが許されない性別だと思うんですよ。甘える事は許されるかもしれないが、あえて道を踏み外す事への抵抗は男以上だ。大嵐の中、重いカートを引きずって歩くようなものだと思う。気が付いたらカートはどんどん重くなっていく。それどころか知らぬ内にカートが無くなってたりして。
- 藤吉
- そうですね。
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- そこで、これから女性を始める人に一言。
- 藤吉
- 女性を始める。そうですね、でも生まれた時には既に、自分が女性なんだ・男性なんだという意識は備わっていると思うんです。現代は、女性の生き方は固定されなくなっていると思うんですね。男女共に結婚年齢が上がり、女性も仕事をするというのが当たり前になって、子供を持たない事を選択する女性も増えていったり。女の人の生き方って、昔と全然違いますよね。
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- 女が、ようやく個人としてあれる時代になったと言えるのかもしれない。
- 藤吉
- 私個人はいずれ結婚をして子供を持つというのが理想ではありますが、それを望んでいない人もいらっしゃると思いますし。自分が一番、悔いのない生き方をすれば良いと思います。どうしたって後悔をして生きていくのが人間だと思いますので、いつも模索しながら生きていけば良いんじゃないのかな。
ズッキュン娘のこれから!
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- 今後、どんな感じで攻めて行かれますか?次回の宣伝ですとか。
- 藤吉
- 10月に5団体が集結するハロウィン企画がありまして、ズッキュン娘も出演します。その企画は20分のオムニバスですね。11月には何度も再演している「グッバイ、マザー」という作品を上演する予定です。本公演は来年の春・2016年の4月にに吉祥寺シアターで新作をやろうと思っています。
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- 素晴らしい。
- 藤吉
- ぜひ、チェックしていただけると嬉しいです。
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- ありがとうございます。では、姿勢としてはどんな感じで。
- 藤吉
- そうですね。私は大衆的でありたいと常に思っています。頭の良い作品は書けないですし、芸術的なものをやろうという気持ちもなくて。ポピュラーでお茶の間的なものがやりたいと思っています。演劇を見たことのない、抵抗がある人も見やすい作品をこれからも続けたいな、と思います。それから、女の人にももうちょっと見ていただきたいなと思いますね。
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- そうですね。
- 藤吉
- たくさんの方に見ていただけるように、客層を広げていきたいな、と。
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- 群れない・媚びないというのは大切ですよね。それは女性にとっては強い憧れであり、同時に嫉妬の対象となる敵でもある。そして、どうしても惹き付ける。そんな存在であってほしいと思います。
- 藤吉
- ありがとうございました。
肉まんポーチ
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- 今日はですね、お話を伺えたお礼にプレゼントを持って参りました。
- 藤吉
- ありがとうございます。お忙しいのにご用意していただいて。
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- どうぞ。
- 藤吉
- (開ける)HONGKONGて書いてある。凄い。可愛い。ありがとうございます。