劇団ZTON vol.12「ティル・ナ・ノーグ ~太陽の系譜~」
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- 今日はどうぞ、よろしくお願いいたします。劇団ZTONの前田さんにお話しを伺います。最近、前田さんはどんな感じでしょうか。
- 前田
- よろしくお願いします。最近はZTONの7月公演「ティル・ナ・ノーグ~太陽の系譜~」の稽古をやっているところです。で、髪を切りました。メイクさんと相談の上、ばっさり切りました。4年ぶりぐらい。
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- あ、役柄的に。
- 前田
- 少年役です。
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- いかがですか、髪を切って。
- 前田
- 楽ですね。これまで結構、髪が長い時期が多かったんです。お芝居をするにしても、髪が長い方が何にでもなれるというか。
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- 覇道太平の時は二役ありましたね。
- 前田
- 水龍と荀彧ですね。どんな髪型にしようか、色々話してたんですよ。ポニーテールにしようかとか、アップにしようかとか。結果的にお姉さんらしく、ということであのようになりました。衣装メイクさんには役のイメージを具現化するのにいつも助けていただいています。
劇団ZTON
2006年11月立命館大学在学中の河瀬仁誌を中心に結成。和を主軸としたエンターテイメント性の高い作品を展開し、殺陣・ダンスなどのエネルギッシュな身体表現、歴史と現代を折衷させる斬新な発想と構成により独自の世界観を劇場に作りあげ、新たなスタイルの「活劇」を提供している。(以下略)(公式サイトより)
劇団ZTON vol.12「ティル・ナ・ノーグ ~太陽の系譜~」
ーそれはまだ "文字"のない時代の物語。 結ばれざる二人の言の葉は重なり合い、風に吹かれて大地を駆けるー 古代アイルランド伝承の地「ティル・ナ・ノーグ」。 剣と槍のぶつかり合う荒野の島に伝わる英雄達の物語。 ダナーン族を中心にしてまとまる彼の地に、侵略者フォモール族が迫り来る。 戦乱の中、ダナーンの族長の息子キアンとフォモールの王女エリウは運命の出会いを果たす。 互いの言葉も通じず、敵対する関係でありながら、次第に心を通わせていく二人。 やがて二人の間に生まれし”太陽の子”ルーを巡って、運命の輪は静かに回り出す。 【日程】 2016年7月22日(金)~24日(日) 2016年7月22日(金)18時30分開演 2016年7月23日(土)14時開演 2016年7月23日(土)18時開演 2016年7月24日(日)☆12時開演 2016年7月24日(日)16時開演 (全5ステージ予定。☆印のステージは特別翻訳公演) ※上演時間は2時間30分(途中休憩含む)を予定しております。 【会場】 ABCホール 【チケット一般発売日】 5月21日(土)10:00~ 発売開始! 【チケット料金】(税込・全席指定) 前売料金 一般 3,500円/学生 2,500円 当日料金 一般 4,000円/学生 3,000円 3名様特別料金 一般のみ9,000円[CoRich!チケット(当日精算)のみ取り扱い] 【キャスト】 <劇団ZTON> 高瀬川すてら 為房大輔 レストランまさひろ 出田英人 図書菅 門石藤矢 前田郁恵 天堂悟志 久保内啓朗 <GUEST> 魚水幸之助 大橋正幸(株式会社MC企画) 岡田由紀 土肥嬌也 中山真治(劇団ゴサンケ) 中山睦月(アイランドプロモーション) 浜崎 聡 古川 智(羽々斬) 平宅 亮(本若) <アンサンブル> 浅場幸子 有水智章 大塚洋太 岡本光央((株)キャラ)) 尾崎秀明 クロベイ(CLAP×CLAP) 下浦貴士 田中亮資 丹羽愛美
大河ドラマ、言葉が通じない
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- 来月に迫った劇団ZTONの次回公演「ティル・ナ・ノーグ~太陽の系譜~」。稽古はどんな感じでしょうか。
- 前田
- ちょうど昨日は、殺陣の稽古をしていました。それまではずっと、シーンの枠組みを作ったり、言語のことをやったり。
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- 言語のこと!?
- 前田
- というのは、今回は普通に日本語でセリフを喋る種族と、別の言語でしゃべる種族があって。お互いに言葉が通じないのは、実際にはどんな感覚なのだろう、という稽古をしていました。色んなやり方を試しながら。
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- 試行錯誤しているんですね。
- 前田
- 知らない言語のセリフで相手役と会話しないといけなくて、大変ですよ。バイリンガル役の人は結構切り替えが難しそうですね。
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- しかも会話劇として成り立たせないといけないですからね。
- 前田
- そうなんですよ。でも、新しい試みだなあって思いますね。
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- 徹底してますね。言語体系を作ろうとするのがまた凄いですよね。
- 前田
- 今回はアイルランドの言語を核に新しい言語を作ったんです。でも稽古で毎日聞いていると、こういう事を言っているのかもって何となく分かってくるんですよね。不思議な事に。別の文化に触れている面白さがありますね。
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- それは非常に面白そうですね。
- 前田
- 今回はアイルランドのケルト神話が物語の核になっています。もっと言うと言葉とか文字に焦点を当てている作品です。相手とのコミュニケーションっていう点からだと、言葉が分からなくても表情や話しぶりで通じる事があったりして、それは凄く面白いですよね。役者としての技量も試されている気がしています。自分の考えを人に伝えないといけないけれど言葉が分からない、相手が何と言っているのか分かりたいけど言葉が・・・。そんな時、自分の役はどうすべきなのか、ずっと考えていなくちゃならない。今回は特に神経を使っているというのがあります。
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- 楽しみです。それとは逆に、相手との親密さが深まれば深まるほど、言語の壁が無くなっていく、みたいな現象もありますよね。中国の山奥の農村に嫁がされた南アジアの女性が、旦那さんと一緒に住んでいるんですよ。全然言葉が通じないのに幸せに暮らしている、そういう記録映像を見たことがあります。
- 前田
- へえー。面白い。やっぱり、喋るだけじゃないんですね。
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- 何らかの、目と目でのやり取りがあったりするんでしょうね。いや、言葉が通じないのであれば、なおさら、「相手が何を思っているのか」理解しようと頑張るんでしょう。すると、間が意味を持ってくる。
- 前田
- そうですよね。ちょっとわかります。役者って、「セリフを覚えなきゃ」というところから入るから、喋るという事に視点が行くじゃないですか。じゃなくて、喋ってないときの方が伝えられる事っていっぱいあるな、とも思って。例えば舞台の上、会話をしている役者たちと離れたところで何かの動きをしている時にメッセージを込められたりしますよね。
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- 聞く演技もそうですしね。
- 前田
- 自分の中に何かが動いて、それが演技として表現されるとき。見て下さる人もいるじゃないですか。そういう人とかに、一つでも何かを植え付けられたら面白いと思っています。
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- ZTONの演技体の素晴らしいところは、緊張感のある会話シーン。相手の話を集中して聞いている役者の緊張感は素晴らしいと思う。その張り詰めた表情が、人物の強い意思を伝えてくれる。そういう集中力は凄いですよね。
- 前田
- 今回も期待していただければ嬉しいです。本編中にすてらさんと、客演の古川智さんのやり取りのシーンがあって。それぞれ別言語同士で喋るんですけど、是非見てほしいです。繊細だし力もあるし。二人の間でやり取りしているんですけど、稽古場でも感じるものがあって・・・。見応えのある作品が出来てきていると思います。
私だけでは伝えられないこと
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- 「ティル・ナ・ノーグ」、見どころをもう少し教えて下さい。
- 前田
- 今回は休憩を挟んで一幕と二幕があるんですけど、その間の「流れ」を是非見てほしいんです。本当は2回見てほしいんですよ。一幕からどういう風に時代が繋がってきて、二幕で活躍する人たちはどうしようと思っているのか・・・凄く長い歴史の話になっています。
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- 歴史をなぞる話なんですね。
- 前田
- それから、今回は文字がもう一つの鍵を握っています。題材にしたケルト神話はずっと口語で伝えられてきたらしいんですけど、ケルトには元々文字はなくて、だいぶ後の時代になってようやく文字に起こされたそうなんです。文字のない時代に文字を作る、という物語が絡んでいます。あの時代にもし文字を作っていたらどうだったのか。口語だとどうしても消えていく歴史がたくさんある。その時代に絶対的に生きていた人の事実を、霧散しないように願う、その祈りを感じて頂けたらいいなと思います。
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- ありがとうございます。まず、長い歴史を描く作品であるという事と、あとは確か5つの種族の話なんですよね。
- 前田
- もともと5つの種族が住んでいた大陸にフォモール族という新たな種族が侵入して、他の種族を根絶やしにするところから始まるんですよね。侵略者と原住民の戦争があって・・・どうしたら真の平和が訪れるのか、道を探す人々の物語です。
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- 素晴らしい。現代において侵略とのテーマに取り組もうとするのは非常に大変だと思うんですよ。ZTONは以前から、他者・他種族・他文化とどう向き合うかについて真正面から取り組んでいる。それだけで価値があると思う。
- 前田
- ありがとうございます。今回は人物同士のドラマが凄くて、より人間臭いと思います。これまでも人間の持っている信念を問う作品を続けてきましたが、今回は種族の持つ宗教もお話に出てくるんです。どこかに必ず、共感出来る人物が出てくると思います。何を信じていて、なんでそんなに戦わなくてはいけないのか、という。
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- 人間臭さ。私はABC春の文化祭でのZTONの作品を見ましたが、王子である主人公が謀叛に遭って命乞いをするシーンがありましたね。カッコいいものを期待してたら命乞い!ショッキングでした。
そういう芝居が合ってる
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- 前田さんがお芝居を始めた経緯を教えてください。
- 前田
- 高校演劇からです。元々はアニメが好きだったんですが、進学の時期になって特撮にハマってしまって。TVに出ている役者さんカッケー!って憧れるようになりました。元々運動も好きだったですし、やっぱりお芝居を続けたいと思ってましたし、京都造形芸術大学の映画・俳優コースに進学しました。映像の中で人が生きているのに惹かれて。でも蓋を開けてみれば私はやっぱり生の舞台の方が好きな事に気付いて。映画学科に所属しながら、「劇団ねこまんま」の立ち上げに関わりました。あとは京大が拠点の劇団ヘルベチカスタンダードに参加させてもらったり。卒業後は一度就職したんですが、やっぱり演劇続けてないとつらいな、と。先輩に相談したら、ZTONを紹介してもらって。身体を動かして殺陣をやる、そういう大きい芝居が合ってる、って。
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- 造形大だったんですね!
- 前田
- 同期に劇団しようよの西村花織、こないだ朝ドラが決まった土村芳、大西礼芳もいます。
圧を受けたい
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- 芝居を始めたころにご覧になった、衝撃を受けた作品を教えてください。
- 前田
- みんな知ってるような大きなところだとキャラメルボックスですね。初めて見た舞台での繊細な表現と、演出も凄くて。でも根幹にあるのは劇団四季です。親に連れられて、子供の頃ずっと観に行っていました。CATSとかすごく好きだったんですよ。身体性というか、喋るし踊るし、綺麗。
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- お祭り的な演劇が好きなんですかね。
- 前田
- 繊細なのも好きなんですけど、ドーンって大きな事をやっていて、その圧を浴びるのが好きなんです。
静かに伝える演技
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- いつか、こんな演技が出来るようになりたいとかはありますか?
- 前田
- もともと、学生時代からやっていた演技が、走って叫んでみたいな事だったんです。自分の感覚的にも、ヘルベチカの評価的にもそうだったのかもしれませんけど。いまだったら、より、自分のキャラクターが感じている事がお客さんにも感じられるようになってほしいなと思っていて。より、洗練されたような演技が出来るようになったらな、と思っています。
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- 例えば?
- 前田
- すてらさんの演技って惹かれるものがあるじゃないですか。しっかり喋っているのに何を思っているのかが繊細に伝わったりだとか。静かな演技も心を打たれる。ああ、この人はこういう事を感じてこういう風に喋っているんだな、って。私もそんな演技が出来るようになりたいです。そのうえで、お客さん自身が何を思うのか、というところまで持っていけたらな、と思っています。心を動かしたい、です。
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- ありがとうございます。ところで、俳優って自分の演技の価値を自分で決められるところがあるんじゃないかな、と思うんですよね。セリフを覚えて役柄の人格を研究して終わり、の人はそれ以上伸びない(そんなのあたりまえだから)。その演技がどんな価値を持っているのかを決めて、本番でその通り実行するところまで行ったら、きっとそれが価値だと思う。
- 前田
- そうですね。芝居を観に行ったときも、「この役は自分ならきっとこうするな」と思う事がたくさんあって。脚本の流れから、こういう背景があるからこういう演出なんだ、みたいに考え初めて。役者脳なんですよね。
稽古をするうえで大切な事3つ
- 前田
- 3つですか。そうですね、まずは、キャラクターの内面を考えられる事。これは自分ももっともっと深めていきたいと思っているんですけど。この役にはこれが絶対に必要だ、と思われる事がいくつ出てくるかによって役の深みが違うと思います。見ている人の心に触れるには、その糸口をいくつも作っておけば、何かが触れるかもしれないじゃないですか。難しいけどすごく大事だなと思っています。
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- なるほど。
- 前田
- 2つ目は、内面を持ったうえでの動きのキレイさかな。このところ少年役が多いんですけど、立ち振る舞いだけで大分印象が変わるというのがあって。男の子で、足を広げて座ったり、肩幅とか。手の持って行き方で男の子か女の子かハッキリと分かれたり、強そうだとか弱そうだとか。強気なのかそうでもないのか、心の部分もそうだし。体の見え方を大事にしようと思っています。
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- 男の子役、似合いそうですね。
- 前田
- 最後は、周りと演じるというのが凄く大事だな、と去年の「覇道ナクシテ、泰平ヲミル」 の時に学びました。人間じゃない役をやったとき、全然うまくいかなくて。曹操軍の人たちとすごく喋って、でもやっぱりうまくいかなくって。そうしたときに先輩に相談したところ、「お前は一人でやりすぎだ」と言われてしまって。曹操以外の人には見えない役だったんですけど、だからこそ周りとの距離感だったり、方向性だとか、こういう風にすれば相手役は動ける、みたいな。周りから受けるものもたくさんある。発信出来ない役だからこそ、周りの事に対して細かく反論していかないと自分も確立されないので。周りと演じる、というのが大事だなと思いました。
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- 役者のチームワーク、難しいですよね。どこまでどういう表情を出していいか、よりも、何もアウトプットしていない時の余白の演技なんて、誰も教えてくれないですからね。
劇団ZTONエンタメストライク005『覇道ナクシテ、泰平ヲミル』【偽蝕劉曹編】・【真王孫権編】
公演時期:2015/12/10~13。会場:HEP HALL。
質問 中西 柚貴さんから 前田 郁恵さんへ
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- 前回インタビューさせていただいた、中西柚貴さんから質問をいただいてきております。「殺陣がどうしても出来ない場合、稽古場以外で練習したりしますか?」
- 前田
- 稽古場以外ですか?私、家で振ってます。家で、ちょっと物をどけて。一畳くらいあれば、歩幅を調整すれば割とできます。得物はペンを持って、とにかく振ってますね。あとは出先で。電車に乗ってる時でも、手元でずっと振ってます。
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- 電車で出来るんですか!手元で?
- 前田
- 軌道さえ分かれば、何となく想像が付くので。真向とか抜き胴とか、動きを頭の中で思い浮かべながらちょっと身体を動かして。あと、ターンする動きもちょっとだけ身体を動かしたり、そういうのを実はやってます(笑う)不審な人みたいですけど。
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- 素晴らしい。結構いるみたいですね、電車内でダンスの練習する人って。
- 前田
- あとは稽古終わりに皆で自主稽古したりしてますね、殺陣合わせましょうよ!って。ある意味野外劇みたいな。
これから
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- これから、どんな変化があるといいですか?
- 前田
- ZTONとしては、今年9月に東京公演を控えているので、そこを皮切りに、定期的に東京公演が打てたらいいよね、と。東京で、ZTONいいね、という人が増えていったらいいな、と思っています。それでさらに応援していただけたらすごくすごく嬉しいです。
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- 頑張ってください。ZTONのマインドはきっと伝わると思います。時代物の作品のようでありながら、実は現代日本の直面している問題を描くというのは実はそう珍しくはないんですけど、その描き方が真正面から立ち向かっているのは非常に素晴らしいと思う。そういうマインドを受け止めてくれる人は少なからずいると思いますよ。
- 前田
- ストーリーがしっかりあって殺陣もガチガチにやる芝居もあり、でも三國学園みたいなエンタメの芝居もやってみたら、東京の方はどう反応するかな、って。
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- あ、あれはものすごく面白かったですね。
- 前田
- やってても楽しかったし、見た人も「すげえ面白かった!」って言ってもらえて。
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- あ、ZTONはこんな事も出来るんだって思いましたね。
- 前田
- ああいう、ちゃらけた面白おかしい殺陣芝居も見てほしいなと思います。
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- やりたい事をやってほしいですね。何か、変にオシャレになってほしくない。
- 前田
- みんなも、そんなに、ブレるのは望んでないので。でも一番は主宰の河瀬さんがやりたい事ですね。きっとやりたいのはがっつりした奴なんで。
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- あ・・・いや、オシャレになりたかったらなってもいいですよ。
- 前田
- あはは。でも、カッコよくはありたいですよね、やっぱり。カッコいいと思われてナンボというところはありますから。
ずっと、学んでいく
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- 今後、どんな感じで攻めていかれますか?
- 前田
- 年齢が上がってきて、もう若手と胸を張って言える歳じゃなくなって。稽古場でも後輩がたくさん増えてきて。次の世代に、自分が持っているものを伝えてあげられたらな、と思っています。でも自分が勉強することも止めたくないですね。吸収しながら、次に次に繋げていきたいなと思っています。人間としても強くなりたいし、役者としても武器を増やしたいし、戦えるものをたくさんもった状態で挑んでいきたいです。
ビアリッチ シトラス
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- 今日はですね、お話しを伺えたお礼にプレゼントを持ってまいりました。
- 前田
- ありがとうございます!なんだろう。開けまーす(開ける)お、何だ?え、何ですかこれ、すごい。ビアリッチ?ビールを入れるんですか?
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- いや、水だったかな?
- 前田
- あ、お湯を注いで、砂糖が解けたら冷やすとビアリッチの出来上がり。すごーい。ビール好きなんですよ。
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- 大丈夫でしたか。
- 前田
- 最近は居酒屋でビールばっかり飲んでいるので。ありがとうございます!