ソファ
- 奈木野
- (部屋に入る)ハハハ。うーわー、こんな風になったんや。
- ___
- あ、どうぞ。ソファに。
- 奈木野
- タマネギでっかぁ。
- ___
- あ、ポトフっていう、スープっていうか。
- 奈木野
- おお。おいしそうやねえ。
- ___
- 今回は、ちょっと、定食セットみたいにまとめる感じで。あ。扇風機、いらないっすね。
- 奈木野
- 最近涼しいからね。
- ___
- ああ・・・いや、しかしびっくりしましたよね。紙本さん。奈木野さんをあんなにこきおろすなんて。
- 奈木野
- ああ・・・びっくりしたなぁ。
- ___
- でもなんか、詩的でしたよね。
- 奈木野
- そんなズボン湿ってるかな俺みたいな。いやまあ、別にいいんじゃないですか。
- ___
- おお・・・
- 奈木野
- おいしいと思うくらいがいいんじゃないですか?
- ___
- ああ・・・へえ。
- 奈木野
- ・・・高橋君がまわしていかんとな。
- ___
- あ、いえ緊張してしまって。
- 奈木野
- いつもどおりでええねん。
- ___
- すいません。どぎまぎしてしまって。
- 奈木野
- やめてよ気持ち悪い。
- ___
- そうだ。なんか奈木野さんくたびれてますね。
- 奈木野
- いやいつもこんなやで。
- ___
- あ、じゃあ、僕は今ノーマルポジションを見てるんですね。
- 奈木野
- いつもこんなんやって。これは炊き込みご飯と考えたらいいの?
- ___
- まぜご飯ですね。干し海老がまあいいアクセントになってるんじゃないかと。
- 奈木野
- そうやね。おいしいわ海老。
- ___
- あぁそうだ。
- 奈木野
- ん?
- ___
- フランス人と中国人以外は、世界の三大料理は何かと問われたら、フランス料理、中華料理、そして最後に自分の国の料理を挙げるそうですよ。
- 奈木野
- 正解はなんなの?
- ___
- だから、えっ?
- 奈木野
- だから正解はあんのかそれに。
- ___
- いやだから、我々は日本料理って答えるじゃないですか。
- 奈木野
- でもアメリカにはないやろなぁ。
- ___
- いや、アメリカにも料理ありますよ。フライドチキンとか。あれアメリカ料理ですよ。
- 奈木野
- イギリス料理はまずいって聞いたけどね。
- ___
- ああ、朝食はおいしいらしいですけどね。
- 奈木野
- いや朝食がまずいんちゃうの?
- ___
- いや、朝食がおいしいんですよ。
- 奈木野
- ・・・。
- ___
- ・・・そっか。そうですねー。奈木野ん家ってどんなお住まいなんですか?
- 奈木野
- いや普通やで。
- ___
- その普通ってのが金持ちを連想させるんだよなー。
- 奈木野
- ハハハ。じゃあ中の上ぐらいっつっとこか?
- ___
- えっホントに金・・・ああああああああああああー。
- 奈木野
- えどうしたの?
- ___
- ・・・。
- 奈木野
- ・・・どうした。
- ___
- ・・・だめだ。
- 奈木野
- 何どうしたの急に。
- ___
- 違うんです。
- 奈木野
- ん?
- ___
- 金持ちだなんだとか、ひんしゅくを買うよなって思って。・・・すいませんでした。
- 奈木野
- それ以前に突然叫ぶほうがひんしゅくを買うとおもうけどね。机をこするな机を!
- ___
- くそ・・・
- 奈木野
- くそって。
- ___
- なんか全部裏目に出てる気がして。
- 奈木野
- 出てるね。まぁリラックスしていけばいいんじゃないの?
- ___
- そうですよね。うん、今日は料理の話にしましょうか。奈木野さんはお料理なさるんですか?
- 奈木野
- あんまりしないねぇ。
- ___
- ああ・・・そうですか。
紙本さん
衛星団員。当時のコーナーで奈木野氏をネタにしていた。
テンパっている
当時はまだ、料理後に落ち着いて話をする事が出来なかった為に焦っている。
アボガド
- 奈木野
- これほんとうまいね、これ。このアボガド。久しぶりに食ったもんアボガドなんて。
- ___
- 安いもんですよ。
- 奈木野
- アボガド栄養あるからねー。「森のバター」ってよばれてるんだな・・・。
- ___
- (激しく笑う)
- 奈木野
- 知らんの?
- ___
- ま、あ、はい。知ってますけど・・・
- 奈木野
- 今の笑い方凄い気持ち悪かったんやけど。
- ___
- すいません。
- 奈木野
- ホンマやで、森のバターって呼ばれてるんだ。
- ___
- (むせる)
- 奈木野
- 大丈夫?そんなに面白かったんか今の。
- ___
- ごめんなさい。すいません・・・ちょっと、トイレに行ってもよろしいでしょうか?
- 奈木野
- ああいいよ別に。
- ___
- すいません(退出)。
- 奈木野
- ・・・ベッドの下か・・・あっ帰ってきた。
- ___
- すいません(入室)。
- 奈木野
- おお。
- ___
- 今日はちょっと、奈木野さんに日ごろの感謝の意味をこめて贈り物があります。
- 奈木野
- まじっすか。ありがとうございます。
- ___
- ていうか・・・普段、下品路線をとってらっしゃる奈木野さんを、みんな誤解してる。
- 奈木野
- ハハハ。なるほどね。
- ___
- いや、そればっかりじゃないじゃないか。僕はそう思う。で、奈木野さんは、暇があったら本を読む人でしょう? 推理小説とか。
- 奈木野
- まま、まあね。
- ___
- そこで、これをどうぞ。
- 奈木野
- なんだろうー!(開ける)・・・あ、はい、しおりな!しかも女の裸の。
- ___
- はい。
アボガド
奈木野氏の言い方が面白かった。ツボにはまった。今でも思い出し笑いする。
バター
奈木野氏の言い方が面白かった。
ベッドの下
何かを発見した。