村川拓也×和田ながら×punto
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- 今日はどうぞ、よろしくお願いします。最近、和田さんはどんな感じですか?
- 和田
- よろしくお願いします。したためは今までのんびりやってきていたのですが、2015年はいろいろな機会に恵まれていて。1月は努力クラブとBRDGとの合同企画でドメスティックサイエンス 、3月末は村川拓也さんとpuntoで上演、5月には参加している演出家コンペの上演審査が福岡であります 。10月はアトリエ劇研の創造サポートカンパニーとして、ひさびさの本公演も予定しています。今までこんなハイペースで作品を作ったことがないので戦々恐々としていますが、まずは目の前の作品のことを考えている、というところでしょうか。
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- ありがとうございます。しんどいという思いはありますか?
- 和田
- あまりしんどくはないんです。稽古でいろいろなことを考えて試して深めていくっていう作業は自分にとって演劇そのもので、やっぱり楽しい。そういう場が常にある、いい時間が過ごせていると思いますね。
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- 良い一年になりそうですね。
- 和田
- 楽しいと同時に、プレッシャーとスリルがある年にもなりそうです。挑戦の年と言うか。なるべく色んな人に見て貰って、色んな人と作品について話をしたいなと思っています。
したため
演出家・和田ながらの大学の卒業制作公演(09)のタイトルであり、またそれ以降、演出活動を行う際の個人ユニット名。名前の由来は、手紙を「したためる」。人間の営みについて、言葉や身体や時間を使って思考する試み。(公式サイトより)
村川拓也×和田ながら×punto
公演時期:2015/3/27~29。会場:punto。上演作品:『終わり』演出:村川拓也 出演:倉田翠、松尾恵美/『肩甲骨と鎖骨』演出:和田ながら 出演:穐月萌、高木貴久恵、田辺泰信 料金:一般:1,500円/高校生以下:無料 ※要予約
ドメスティックサイエンス
公演時期:2015/1/10~11。会場:元・立誠小学校。
「創作コンペティション 一つの戯曲からの創作をとおして語ろう vol.5 上演審査」
公演時期:2015/5/22~23。会場:ぽんプラザホール。
したためで作る事
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- 稽古はものを考えるいい機会・・・。本当にそうかもしれませんね。そもそも台本は仕事の筋書きと成果の二つを既に完全に表現した成果物で、これに取り組むというのは純粋な仕事そのものだろう、と。これは仕事をする人、つまりは人間にとっては幸せそのものだろうと。
- 和田
- ええ。
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- ところで、したための作品は非常にコンセプチュアルですよね。これを見てそのコンセプトを鑑賞するのも、仕事とは言えずとも、やはり純粋な取り組みと言えるのではないでしょうか。そこには物語はないかもしれないけれど。
- 和田
- そうですね。物語そのものを積極的につくっていく、ということには、あまり惹かれなくって。作り手としては、っていうことなんですけど。だから、普段はマンガもアニメも映画も楽しんで見ます。あとは、作り手側が物語を用意しなかったとしても、人は勝手に物語を作ってものを見る、とも考えていて。
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- なるほど。何故物語作りに興味が持てないのでしょう。
- 和田
- うーん。せっかくなら新しいものを開発したいなって思うんですけど、自分の力で新しい物語作りにトライするのは、まあかなり分が悪い勝負だなって考えているのかもしれないです。
本に触れる時に分かること
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- 倉田さんから伺いましたが、和田さんは文章に大変なこだわりがあるそうですね。
- 和田
- 単語ひとつひとつをどう選ぶとか、表記をひらがなにするか漢字にするかとか、いつ句読点を打つとか…書くにも読むにも、こだわりありますね。そういう集中力が非常によく実ったものであれば、詩でも評論でもエッセイでも、もちろん物語でも、大好き。文章萌えするっていうか。(笑)
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- 文章萌えか・・・チョイスとか、配置もかな。
- 和田
- 言葉って、テクニックもトレーニングも必要ですよね。その見事さに感動するってこともあるし、逆に、言葉に対するゆるみや隙がある表現に触れると、がっくりきちゃうというか。演劇を観る時も同じです。劇作家、演出家、俳優それぞれの言葉に向かう態度みたいなものが気になります。
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- 分かります。本を買う時も、文章一つを読んだだけで大体分かりますよね。
視線の揺らぐとき
- 和田
- いま、3月末の作品の構成台本を書いているんですが、逆にそこでは自分のこだわりが邪魔になって筆が進みません。しかも悩んでいるのは、お客さんが聞く台詞の部分というより、出演者に向けてのト書き部分だったりするので、自分で自分がうっとうしいなって思ってますね(笑)。でも、どういう言葉がどういう作用で出演者に届くのかとか、そういうことに神経を使うこと自体は、作品の質を上げるんじゃないかなという気もして。
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- なるほど。
- 和田
- だから、自分がもっている言葉を鍛え続けないとなって思ってます。
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- 文章センスのない観客がいたとしたら?観客全員がそうだったとしてもそのスタンスは変わらない?
- 和田
- うーん、スタンスというより、自分の言葉をそのままお客さんに届けたいという気分はほとんどないですね。作家的志向があればまた違うと思うんですけど。そもそも演劇は、もちろん言葉もあるけど、俳優の身体もあるし空間もあるし、そこで観客が何をどれだけ聞こうが見ようが勝手ですよね。どうしても見てほしいところだけ見せる、映像でいうようなクローズアップができない。
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- そうかな。ピンスポットで抜くとか。
- 和田
- もちろん眼差しを誘導するテクニックはありますけど、だからといって本筋にはまったく関係ないような、たとえば俳優の足の右の親指に注目してしまうお客さんのことは止められない。でもそれが豊かさですよね。私も自分の作品の中で人が見たいものはあるけれど、お客さんの目に対して、過剰に権力を行使したくないなって思っています。
倍率とレイヤーが語りだす事はあるだろうか
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- 3月末の上演作品「肩甲骨と鎖骨」。どんな作品になりそうでしょうか?サイトに、はジョルジュ・ペレックに影響を受けた作品になるそうですが。
- 和田
- ペレックはフランスの作家です。きっかけは忘れたんですけど、「さまざまな空間」という本を読んで、それにすごく惹かれたんです。それは色んなレイヤーの空間にアプローチするっていう作品で、ページ、ベッド、寝室、アパート、通り、街区、街、国、世界と、どんどん倍率が広くなっていくかたちで記述が続いていく。
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- 面白そう。
- 和田
- それを皮切りにペレックの作品を読み進めたら、どんどん面白くなっていって。いろんな側面があるんですけど、作品を作る時の技法が興味深いというか。彼はウリポ(潜在文学工房)という実験的な文学グループにも所属していたんですが、例えば、書く時に制約を掛けたりするんですよね。「煙滅」という作品は、失踪した男についての話なんですけど、フランス語で最も使われている「e」を使わずに書かれているんですよ。しかもかなり分厚い。
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- 面白そうですね!
- 和田
- それから、ある1年に自分が食べたものをとにかくリスト化した作品や、自分の仕事机の上の物の来歴をとにかく記述した作品とか…。現実の物事をどのように描くことが可能か、そのトライアルをした人だったと思うんですよね。そこにとても共感しています。自分は演劇でそういうことをやりたいんじゃないのかなって。
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- それが「肩甲骨と鎖骨」。
- 和田
- はい、ペレックの作業を参照しながら作ろうと思っています。
俳優をめっちゃ見てほしい
- 和田
- それから、ペレックは記憶にこだわりがある人なんですよね。彼はユダヤ系の人で、彼が幼い頃に両親は戦争で亡くなっていて、両親にまつわる記憶がほとんどない。そのコンプレックスというか、傷が、ペレックが記憶にこだわる発端です。彼の作業を参照するというのは、記憶そのものについて考えるという事でもあります。
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- なるほど。ところで、puntoという、ある種制約のある環境において、どのような作品になる予感がありますか?
- 和田
- そうですね、まだ、構成台本ですら最後までできていないような状況ではあるんですけど・・・ただ、思い出を愛でるようなことにはしたくなくて、目の前に俳優がいる現在と、記憶することと、思い出すことを往復したいなと思っているんです。
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- その往復を観客がどのように受け取るか、ですよね。そういう装置を自覚的に見ていて、往復し続ける体験によって生まれる快感がもしかしたらあるのかもしれない。・・・どうだろう、それはお客さんに事前に断ったらいいんじゃないか?
- 和田
- バランスの問題ですよね。さっきの話ではないですけど、「こう見てほしい」と伝えたからってそう見てくれるとは限らない。でも、観る体験を損ねないようなヒントとしてであれば、当日パンフレットなどに、そういった文言を載せてもよいかもしれません。
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- 役割としての観客に何を期待しますか?
- 和田
- 俳優をめっちゃ見てほしいですね。そこで、変な言い方ですけど、目の前に人がいるってことに興奮できたらいい。それから、お客さんが自分自身の記憶を参照する、それも特別な記憶ではなくて、日常の些末な記憶にアクセス出来たら、うれしいですね。
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- 人間として、一個の記憶をリアルタイムに呼び出し始めたらいいな、って事?
- 和田
- そうですね。その感覚の入口を、俳優のパフォーマンスが提示できたらいいのかも。
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- 俳優がそこまでの取っかかりを持ちうるようであれば素晴らしいですよね。近くて狭い、小劇場というフレームの中で。
- 和田
- 観客と俳優が近くて、それこそ隠れる場所がないので、ゆるいことをしてしまったら一発でバレるっていう怖さは常にありますね。
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- ええ、何となくで伝わると思います。
- 和田
- チラッと視線が逸れただけで、それまでが台無しになっちゃうこともあるので。
ディテール
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- したための作品、gate#11で上演された「ここ」が面白かったです。自己紹介を発話する身体が、段々と浮かび上がっていく感覚。あの面白さは男性ならでは、って感じ何故かしたんですよ。その前に出村さん・飯坂さんと作られた作品は冗長さが気になったのもあって。ご自身としてはどうでしたか。
- 和田
- それまで男性の出演者だけで作品を作ったことがなかったんですけど、「ここ」は田辺泰信さん・七井悠さんの男性二人に出ていただいて。男性ってどういう目線で生活をしているのか、それって女性と違うのかな、って考えてたんですけど、そこまで大きな違いはなかったです。
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- ええ。
- 和田
- でも、うまく言葉にはできなかったんですけど、女性が持っているユーモア、男性が持っているユーモアは質が違うなあという感触はあったかも。
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- なるほど。したための作品って、私小説的な雰囲気があると思っています。自己紹介する身体に興味がある?
- 和田
- そうですね。私は作家ではないので、誰かがすでに書いた既存のテキストを使うのでなければ、目の前にいる俳優しか素材がなくなるんです。そこで、俳優に自分のことをしゃべってもらって、それを作品の要素にしたりする。でも、俳優に自分のエピソードを語ってもらう時は、その人の部屋に何がどういう配置であって、何に囲まれて生きているのかを尋ねます。自分自身に対する自己評価でもなく、経験した事件でもなくて、部屋のレイアウトや持ち物が、その個人のパーソナリティとか歴史とか生活を支えているんじゃないかと思っているんです。
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- パーソナリティ・・・。ちょっとセクハラしますが、私の部屋のベッドはロフトになっているんですが、部屋の柱とベッドを橋渡しする形でトレイが置かれていて、その橋の上にエロ本を山ほど積んでいるんです。およそ異常な重量になっていて、トレイが撓み、ベッドがへこみ、柱が非常に傷付いています。つまり、そういう事ですよね。
- 和田
- そうそう。その様子がすでになにかを暴露してる。どこにでもあるようなフォーマットの賃貸のワンルームとかに、自分が選んだもしくは貰ったものを持ち込んで、自分の部屋とする。その巣作りの仕方自体が雄弁に人の事を語るんじゃないかと思うんです。たとえば、どの本をどういう組み合わせで持っているか、または持っていないかとか。
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- それはペレックの作品にも通じている?
- 和田
- そういう側面もあると思います。ペレックには、あくまで物の記述や列挙に徹した作品があるんですが、それは一つ一つが特別なもののわけじゃない。でも、その配列からにじんでくる何かがあるんですよね。私個人は劇的な出来事も特にない平凡な人生を送ってきたので、わざわざ人に言うような物語の持ち合わせはないんですが、自分の周囲に積み重なっている他愛のないものたちを挙げていくことはできる。それを俳優にも期待しているのかな。
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- なるほど。私はまあ物語よりの人間なので、本を棚に置く時、背表紙を壁側に向けるみたいな描写に惹かれますね。
視界への入り口
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- いつか、こんな事が出来たらいいなとかそういうのはありますか。
- 和田
- あんまり野望みたいなものはもってないんですけど・・・出来たらいいなってことだと、わたし、写真とドキュメンタリー映画が好きで、でも自分では撮らないんですよね。もし自分がそういうような映像作品を作るとしたら、どういうものになるのか。ちょっと考えたりします
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- 映像作品といえば、倉田さんに聞いたんですが、村川さんの新作の映像作品「千葉さん家の夏休み」が面白いそうですね。
- 和田
- 東北に取材に行って撮影された映画ですね。やっぱりドキュメンタリーや写真って、作家が何をどう見ようとしているかとか、世界をどのように見ているかがすごくハッキリ出る。
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- よく出来た俳句とかもそうですよね。
- 和田
- こういう物の見方や解釈があるとか、時間を掛けて見えてくるあり方とか。映画も写真も、カメラを通してなにかを「見ている」、その行為がおもしろいですよね。
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- あ、そういえばそうですね!絶対そうだ。
- 和田
- フレームで切り取る。クローズアップも出来る。何秒間映すとか、一息に撮ってしまうとか、ダイレクトに意志や美学が現れますよね。
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- その前提として作家が見て認識している事実があり、それは観客にはもちろん作家にも動かしようがない。
- 和田
- ツァイ・ミンリャンの「郊遊」という映画をこの間京都シネマで見ましたが、シーンの長回しが多くて、しかもいちいちすっごくカットが長いんです。好き嫌いは分かれてしまうと思うんですけど、私はその退屈かもしれない長さが彼にとって必要なんだということがよくわかった。演劇にしても、演出家がどういう時間の使い方をしているかは結構気になります。
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- アングラ演劇とかね。
- 和田
- まあ、時間の感覚は主観的なものなので、それがハマるかどうかは本当に個人的な出来事だと思うんですけど。でも、このシーン面白いんだから、もっとやったらいいのにって感じることの方が多いですね。
京都にいて思うこと
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- 京都について何か思うことはありますか?
- 和田
- 街のサイズが丁度いい。住んでいるところと劇場と稽古場と仕事場と、自転車で行き来出来るのが、生活圏として健全だなと思いますね。自分には合っているなと思います。
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- これから表現を始める人に、一言お願いします。
- 和田
- とにかく何でも見たらいいんじゃないかって思います。もちろん見たものには影響を受けるけど、入力の数が少なかったらそれがバレちゃうんですよね。「ああ、あの人に影響受けてるのね」みたいな。いっぱいチャンネルを持っていたら、視野が広がっていくんじゃないかと思います。
質問 倉田 翠さんから 和田 ながらさんへ
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- 前回インタビューさせていただきました倉田さんからお願いと質問です。紙とペンをご用意いただいて、「最近めっちゃ腹立った事をばーっと書き出してください。」
- 和田
- えっ。腹が立ったこと?うーん。(書き出す)はい。
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- 「先輩から深夜にメッセージが来て、京都のゲストハウスを検索して探し回ったけど空室がほとんど無かった事am3:00」ありがとうございます。
- 和田
- 京都に遊び行くからどっかいいとこ知ってる? って聞かれて、探しはじめたら止まらなくなっちゃったんですけど、全然あいてないんですよ! 住んでると京都が観光都市だということを忘れますね。
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- 京都にはもっともっとカプセルホテルが必要ですね。なんとなく150万室くらい欲しいよね。ありがとうございます。次です。「日常生活で大事にしている事を教えてください」
- 和田
- 三度の食事。ただの健康なやつの答えですね(笑う)
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- 朝食は何を召し上がるんですか?
- 和田
- 食パンを焼いてジャム塗ってぐらいですけど、絶対食べます。
手触りの良いブックカバー
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- 今日はですね、お話を伺えたお礼にプレゼントを持ってい参りました。
- 和田
- ありがとうございます。いつも感心してます。
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- 大したものではなくて申し訳ないんですが・・・
- 和田
- いえいえ(開ける)まあ素敵。いい色ですね。
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- ブックカバーです。緑色ですが、茶色の方が良かったりしますか?
- 和田
- いえいえ、緑好きです。